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シングルファザーと長男の中学受験 難関校を突破した道のり 地方在住の苦労、「立役者」の存在
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「1日1回は子どもを爆笑させましょう」 親子関係も大事
日本では教育費がどんどん高くなり、親の経済面の負担が課題として指摘されます。中学受験だけでなく、小学受験も過酷になってきていると言われています。当事者としての本音を聞きました。
「全ての受験はおそらく昔から過酷な世界であり、これからもそうだと思います。能力による選別に他ならないので、どれだけ綺麗事を言っても、それは変わらないのかなと。教育費に関しては、そこに価値を見いだす人がいるのならば、やれることは全部やれば良いと思いますし、絶対やらなきゃダメなことでもありません。持てるリソースは平等にはなりません。今自分にないのであれば、次の世代がそれを持てるように自分が一歩でも進めておくことしか結局のところできません。お金を全部自分のために使うのか、次の世代につながるように投資するのか、価値観の違いであって正解はないと思います。
問題は、今ないものを嘆いて何もしないことだと考えています。経済面の苦労はもちろんありましたが、自分が価値があると思って投資したお金なので、そこに対してどうこうということはありません」。真摯(しんし)に思いを明かしてくれました。
難関を乗り越えるために重要なこと。中学受験に取り組む親子に伝えたいメッセージとは。
「不安ですよね。最後まで不安のままなのは変わりません。やれることを全部やりましょう。後悔はいつでもできますが、受験は待ってくれません。夢は大きく、学習計画はスモールステップで、親は合格への見積もりは厳しめに(99%合格できると思っても、残り1%を埋めるために死力を尽くしましょう)」
そして、生活の中の笑いを大事にするお父さんらしく、「1日1回は子どもを爆笑させましょう」と結びました。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)