インバウンドが復調し、日本各地で外国人観光客を目にすることが増えました。広島県で出会った、日本旅行を満喫中だという米国人3人組は、移動の際に日本のあるものに感動したといいます。どんなことに、素晴らしさを感じたのでしょうか。

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「日本はきちんと機能していて素晴らしい」

　米アラスカ州から初訪日中のブリトゥンさんとジェレミーさん、そして日本に来るのは2度目だというワシントン州在住のケンドラさん。友達同士で日本各地をめぐる旅を満喫中の3人に、日本に来て感動していることを聞きました。

　すると、3人の意見は一致。ブリトゥンさんは「アメージング！」と大感激している様子です。また、ジェレミーさんが「米国とは大違いだよね」と言うと、ケンドラさんはふたりの言葉に深く頷きました。

　仲良し3人が絶賛したのは、日本が世界に誇る高速鉄道、「新幹線」。清潔な車内やスムーズな加速、振動が少なく静かな乗り心地、正確な運行時間など、その乗り心地は日本でしか実現できないと称賛されています。実際に乗車して、感動する外国人観光客が多いようです。

　実は、米国で高速列車は少なく、都市間の移動は飛行機か車が主流です。また、長距離列車は走っていますが、「とってもゆっくりなんだ。だから、どちらかというと、ただ楽しむために乗るもの。贅沢な旅行手段として、捉えられているかもね」とジェレミーさん。ケンドラさんも「乗ったことがあるんだけど、車と同じくらい時間がかかるのよ。車と違うところといったら、少し寝られるくらいね。それに、まったく時間通りに来ないの。6時間待ったこともあるわよ（笑）」と実情を明かしました。

　長い日本列島を繋ぐ新幹線網。日本では、便利で安全な交通手段が当たり前に利用できるということに、3人はとても驚いたようです。ジェレミーさんは「そんな米国の長距離列車と違って、日本の新幹線はきちんと公共交通機関として、人々の足として、機能しているから素晴らしいと思うよ」と語り、新幹線の優秀さに感じ入っていました。

（Hint-Pot編集部）