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「20都道府県を周りました」 外国人留学生がお気に入りの都道府県とは?
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小さな島国だと思われがちな日本ですが、世界では61番目に大きな国。47都道府県すべてを訪れるのは簡単ではなく、日本人でも“すべて行ったことがある”という人は多くないでしょう。山口県山口市に留学中のインドネシア人男性は、日本に住んで5年弱で半分近い20都道府県を訪れたそう。一番のお気に入りの都道府県はどこだったのでしょうか。
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来日後にすぐ免許を取得 20都道府県を制覇
米「ニューヨーク・タイムズ」紙で「2024年に行くべき52か所」のひとつに選出された、山口県山口市の観光アンバサダーのひとりとして活躍しているオキさん。2019年、山口大学の留学生として、妻のシェリさんと娘のシビルさんとともに日本へやって来たオキさんの日本在住歴は5年目になります。
オキさんは車の運転や旅行が大好きで、すぐに日本の運転免許を取得したそう。すでに20都道府県を旅してきました。そんなオキさんには、山口県以外にも、“推し”の都道府県があるそうです。
「山口の次に好きな都道府県は東京ですね! 2回行きましたが、東京にはおもしろい場所がたくさんあります」
昨年のゴールデンウイークにも家族で東京を訪れ、浅草や東京ディズニーランドなどを楽しんだといいます。
「ただ、ついついお金を使いがちになってしまいますね……。そのために節約しないといけないんですが」
故郷のインドネシアでは、首都ジャカルタに次ぐ第2の都市スラバヤに住んでいたオキさん。だからこそ、大都市に惹かれるところがあるようです。
「東京の次に好きなのは大阪ですかね。(出身のスラバヤは)日本でいうと大阪にあたるような大都市なんです」
現在、オキさんが住む山口市は、静かで穏やかな土地です。そんな山口市の魅力は「日本本来の魅力が残るところ」と解説する一方で、「ほかの都市に行くのは気分転換にもなってとても良いんです」とオキさん。卒業までにさらにいろんな都市に行って、もっとお気に入りの都道府県が増えるといいですね。
(Hint-Pot編集部)