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どうぶつ

元保護ねこが名画を忠実に再現 完璧なポーズに感動の声続出 「実写で見られて感激」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

絵画そっくりのポーズをとるみかんくん【写真提供:KALEIDOSCOPE(カレイドスコヲプ)(@kaleido_tokyo)さん】
絵画そっくりのポーズをとるみかんくん【写真提供:KALEIDOSCOPE(カレイドスコヲプ)(@kaleido_tokyo)さん】

 19世紀から20世紀半ばにかけて活躍したフランスの画家、ピエール・ボナール。手がけた名画のなかに、白いボディに茶色い柄が入ったねこが、背中を丸めて足を長~く伸ばしている姿を描いた作品があります。X(ツイッター)では、ボナールが描いたねことそっくりなポーズをとるねこが話題に。9.5万件の“いいね”を集めています。飼い主のKALEIDOSCOPE(カレイドスコヲプ)(@kaleido_tokyo)さんに詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

名画『白い猫』にそっくりなねこ 麗しいポーズに大反響

「ボナールさん、わかってる」

 そんなコメントが添えられた写真には、棚の上で体を伸ばす茶白ねこが写っています。体を弓なりに丸め、腰を高く突き上げて伸ばした四肢は驚くほどの長さに! 耳やシッポを立てて、なんともいえない表情を浮かべています。

 この姿が、まるでピエール・ボナールが1894年に描いた油彩画「白い猫」にそっくりだとX(ツイッター)で話題になり、投稿は9.5万件の“いいね”を集めました。

 リプライ(返信)には「これほどの完全一致もなかなか」「え……まったく同じじゃないですか(笑)」「モデルねこの生まれ変わり説w」「実写で見られて感激です しかも似た柄のねこちゃん」「そのまんま!」「今まで見た画像の中で、ダントツの再現度かも」など、感動する声が寄せられています。

“ひとり”残されたところを保護 話題のポーズをとる理由とは?

絵になる美しさ! “イケニャン”のみかんくん【写真提供:KALEIDOSCOPE(カレイドスコヲプ)(@kaleido_tokyo)さん】
絵になる美しさ! “イケニャン”のみかんくん【写真提供:KALEIDOSCOPE(カレイドスコヲプ)(@kaleido_tokyo)さん】

 話題になったのは、推定年齢2歳の「みかん」くん。元保護ねこの男の子です。かわいいお名前は、被毛の茶色部分がオレンジに近い色合いだったことや、革製品の職人である飼い主さんが「革みかんポーチ」を完成させた日に出会ったことが由来。「この特別な日を忘れないように」との思いが込められています。

 みかんくんは生まれて間もなく、母ねことはぐれてしまったところを発見され、飼い主さんのおうちに迎えられました。保護当初は、500グラムに満たないほど痩せていたみかんくんですが、たくさん愛情を注がれて“イケニャン“に成長。好奇心旺盛でとても人懐っこく、人間が大好きです。

 注目を集めた写真で、名画とそっくりなポーズを披露したみかんくん。実は、普段からよくこのポーズをしているそうです。

「昼寝から起きたときや、部屋の中を移動するときにこのポーズをしています。実際は伸びをしていて、人間でいうところのストレッチでしょうか。両腕を『うーん』と伸ばす、あの感じだと思います。みかんが花の後ろに座っているところを撮ろうとしたら、このポーズをしたのでそのまま撮影しました」

 みかんくんの、奇跡のような瞬間をとらえることに成功した飼い主さん。現在、財布やポーチなどの革製品を製作・販売しています。オンラインショップ では、みかんくんの名前の由来になったポーチなど、素敵な革製品がずらり。「春限定・桜財布」は、2月25日まで注文を受け付けています。

(Hint-Pot編集部)