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「西洋の街にワープした感覚」 日本なのにまるで海外 外国人旅行客が絶賛する観光地とは
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海外から日本にやってくる観光客数で、国別最多となっているのが韓国人です。2月の旧正月に合わせて北海道を訪れた韓国人の母と娘は、函館が最も気に入ったといいます。親子を魅了したのはある乗り物。「20年前にタイムスリップしたみたい」と感激しています。詳細を聞きました。
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さまざまな国の歴史と文化が根付いている
異国情緒あふれる函館の街並み。親子は時間をかけて函館の街をたっぷりと見て回りました。そこで目についたのが、かわいらしい小さな乗り物。函館を訪ねたら1度は乗りたい観光名物が市電(路面電車)です。街並みに溶け込んでいる愛すべき存在ですが、外国人観光客にとっても「どこから乗るの?」「行き先の見分けかたは?」「料金はどうやって払うの?」など興味はつきません。娘のユジンさんは「とてもレトロな感覚ですね。しかも、函館市内には異国情緒あふれる建物がたくさんあります」と感動しました。
日本初のロシア正教会聖堂の函館ハリストス正教会。白壁と緑屋根のコントラストが美しく、函館を代表する歴史的建造物です。旧丸井今井百貨店(函館市地域交流まちづくりセンター)は1923(大正12)年築で当時の十字街の繁栄の中心でした。カトリック元町教会は1859(安政6)年創建で大聖堂内の祭壇一式はローマ教皇から贈られました。
「さまざまな国の歴史と文化が根付いているように思いました。日本というより西洋のある街にワープしたみたいな感覚でしょうか。北欧に行くのなら函館に来た方が良いとまで思ってしまいましたね」とユジンさん。日本の中の“外国”にすっかり魅了されていました。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)