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卒業式や入学式前に知っておきたい4つのポイント 着物で映えるポージングとは

公開日:  /  更新日:

著者:橘川 麻実

教えてくれた人:山口 さくら

卒業式や入学式シーズン。和装時に知っておきたいポージング(写真はイメージ)【写真:華なりキモノらいふ】
卒業式や入学式シーズン。和装時に知っておきたいポージング(写真はイメージ)【写真:華なりキモノらいふ】

 かわいい我が子の卒入園式や卒入学式。「せっかくだから着物を着たい」という方も多いのではないでしょうか。着物一式を準備して着付けもしてもらい、迎えた当日。正門や立て看板前で定番の記念撮影……のときに気をつけたいこととは? うっかり洋服のときと同じような感覚で立っていませんか。見返す機会も多い子どもの成長記念のスナップ撮影で後悔しないように、着物コーディネーターの山口さくらさんに注意ポイント4つを伺いました。

 ◇ ◇ ◇

注意ポイント1:つま先

左:気をつけのポーズ、右:左足を少し前に出したポーズ
左:気をつけのポーズ、右:左足を少し前に出したポーズ

 きちんと見せようとして、ついしてしまいがちなのが「気をつけ」のポーズ。着物の場合はつま先が開いていると、だらしがなく見えてしまいます。つま先をそろえて立つか、写真のように少しだけ足をずらして立つと、スラッと美しく見えます。

注意ポイント2:屈まない

椅子を子どもに見立てて、かがんだ様子
椅子を子どもに見立てて、かがんだ様子

 子どもと顔の位置を近づけるためにやりがちなのが、屈むポーズ。屈んでしまうとせっかくの帯まわりが見えなくなってしまうほか、衿元から隙間が見えるなど着物姿の美しさが半減してしまうことに。子どもの肩に手を置くなどして、なるべく屈まないポーズをするのがおすすめです。