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卒業式や入学式前に知っておきたい4つのポイント 着物で映えるポージングとは

公開日:  /  更新日:

著者:橘川 麻実

教えてくれた人:山口 さくら

注意ポイント3:立ち位置

子どもの右側に立つと、裾のめくれが気になる
子どもの右側に立つと、裾のめくれが気になる

 着物は右前で重なっています。そのため、子どもの右側に立って撮影した場合、風で着物がめくれて内側が見えてしまったり、裾の柄が見えなくなってしまったりすることがあります。「着物のときは子どもの左側」と覚えておくと安全です。

注意ポイント4:袖の袂

左:袖の袂を挟んでしまっている、右:前で手を重ねると美しい
左:袖の袂を挟んでしまっている、右:前で手を重ねると美しい

 着物の袖は袂(たもと)といって、大きく袋状になっています。そのため手を下ろしたときに、脇で挟んだ状態になってしまうことがあります。撮影するときは、袂を挟んでしまっていないか確認しましょう。写真右のように前で手を重ねると、袂が目立たず美しく見えます。

 卒入園式、卒入学式は、子どもにとっても親にとっても大切な節目の日。美しい思い出を残すために、参考にしてみてくださいね。

(橘川 麻実)

山口 さくら(やまぐち・さくら)

着物コーディネーター。カジュアルに着物を楽しむための着付けレッスンや、コーディネートを提案している。著書に「お着物一年生」(ユーキャン刊)がある。
インスタグラム:sakuran_kimono