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「素晴らしかった」 日本に移住した米国人男性が語る 「古き良き日本が感じられる場所」とは
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自然や歴史を感じられる風景が、近代的な建物が立ち並ぶ都市部のすぐ近くでも見ることができる日本。訪日外国人からは驚きの声が上がることもあります。米国から家族とともに日本へ移住してきた米国人の男性もまた、驚いた人のひとり。日本での暮らしを満喫するなかで、東京近郊にお気に入りのスポットを見つけたといいます。それはどこでしょうか。
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「東京からそう遠くはないのに、こんなに趣がある街があることに驚いたね」
米国人のエリックさんは1年半前に、妻と子どもとともに日本へ移住してきました。現在、日本語の語学学校に通いながら、宣教師をしています。
そんなエリックさんは、これまでに日本のいろいろな場所を訪れたそうですが、なかでも「素晴らしかった」と語るのは、神奈川県藤沢市にある江の島です。大船駅から湘南江の島駅までを結ぶ、湘南モノレール江ノ島線に乗って訪れました。
「東京からそう遠くはないのに、こんなに趣がある街があることに驚いたね」
江の島は、湘南海岸から相模湾に突き出た小さな島で、弁財天を祀った「江の島神社」や、夜になって明かりが灯るとキャンドルのように見える展望灯台「江の島シーキャンドル」があることでも知られています。その景観はとても美しく、東京に近い観光地として休日は多くの人でにぎわっています。
「江ノ島が本当に素晴らしかったんだ。江島神社や江ノ電など、古き良き日本が感じられる場所だったよ」
エリックさんは江の島を歩き回って探索。子どもたちはビーチで砂遊びもしたそうです。エリックさんは、東京とは少し異なる文化を見ることができて「楽しかった」といいます。また、江の島の名物についても学びました。
「とくに、シラスについては詳しく学んだんだ。ソフトクリームのトッピングにも使われていて、それにはとても驚いたよ!」
日本人にはごはんのおともとしても人気のシラスですが、小魚がたくさん集まったその見た目から敬遠してしまう外国人も少なくないといわれています。しかし、エリックさんは果敢にも、変わり種まで挑戦しました。
見どころがたくさんあり、外国人観光客もたくさん訪れている江の島。エリックさん家族にとって、とても楽しい思い出になったようです。
(Hint-Pot編集部)