飼い主さんが親指と人差し指で「V」の形を作り、いぬやねこがアゴをのせる“アゴのせチャレンジ”。かわいらしい挑戦は、SNS上でたびたび話題に。X（ツイッター）では、ねこの少し惜しい“アゴのせチャレンジ”に注目が集まっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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思ったのと違う！　愛猫の“アゴのせチャレンジ”

「私『アゴのせ！』　ねこ『はい！』　私『違う』」

　そんな軽妙なコメントとともに投稿された1本の動画。そこには、飼い主さんが作ったV字の指を目がけてやってくるねこが映っています。

　そのまま指のくぼみにアゴをのせるかと思いきや、ねこは顔の角度を変えて、指にぐいっと頭をこすりつけました。“アゴのせチャレンジ”には失敗してしまいましたが、甘えるような仕草がとてもキュートです。

　この動画がX（ツイッター）で公開されると、5.2万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「めり込んでる　違うけど、違うけど、かわいいし、吸い込みたい」「かわいいからヨシ！」「フィット感はありそう」「大変よくできました」など、ほっこりする声が寄せられています。

“アゴのせ”を練習するすぴくん　失敗するも一歩前進

　かわいらしい挑戦で注目を集めたのは、1歳のサイベリアン「すぴ」くん。人懐っこくて、甘えん坊な男の子です。動画を撮影したとき、飼い主さんと一緒に“アゴのせチャレンジ”の練習をしていました。

「まだ、練習を始めたばかりで、10回に1回くらいできるかなといった感じです。すぴは甘えたいとき、私が手を近づけるとすりすりすることがあるので、このときも甘えたくてすりすりしたのだと思います」

　このときはうまくできなかったものの、飼い主さんはこれを大きな一歩ととらえたようです。

「ねこちゃんには気まぐれなところがあるので、すぴに指を見せても無視されるかなと思っていました。“アゴのせ”には至らなかったものの、指の間をめがけてぐいぐい来たので驚きました」

　すぴくんは指の間に頭をこすりつけたあと、のどをゴロゴロ鳴らしながら「撫でて～」とアピール。そんなすぴくんを、飼い主さんはたくさん撫でてあげたそうです。

「あまりにもかわいらしかったので、たくさん褒めました。まだまだ練習中で、焦らずゆっくりと教えているので、すぴが成功する様子をみなさんにお見せできたらいいなと思っています」

　優しい飼い主さんと一緒に練習に励むすぴくん。いつか、“アゴのせチャレンジ”を成功させる姿を見せてほしいですね。

○取材協力：すぴ（@shupisupi_nyan）さん

（Hint-Pot編集部）