子どもにとって、同居するいぬは最高の遊び相手。X（ツイッター）では、小さな女の子と“お医者さんごっこ”をする柴犬が大きな注目を集めています。聴診器をつけられ、おとなしくお医者さん役を務めるいぬの姿に、ほっこりする人が続出。当時の様子について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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女の子の遊びにつきあう柴犬

「お医者さんごっこにつきあわされる、Dr.豆柴」

　そんなコメントが添えられた写真には、小さな女の子の隣で、聴診器を首からかけて座る柴犬が写っています。その周りには、体温計や注射器などのおもちゃも。女の子は、手にした処方箋のような紙を見つめています。

　当の柴犬は、神妙な面持ちでカメラに目を向けているのが印象的です。

　この写真がXで公開されると、3000件以上の“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「Dr.、私も診てもらってかまいませんかワン」「お医者さん？　あんまり得意でないワンよーと言っていそうですなぁ」「せんせー　回診のお時間です」「かっこいいワン」など、さまざまな声が寄せられています。

人間の“妹”を見守るおはぎくん　“お医者さんごっこ”の結末は？

　話題になったのは、黒豆柴の男の子で4歳の「おはぎ」くん。SNS上では「つむつむ」ちゃんという愛称で親しまれている、飼い主さん夫婦の娘さんと一緒に暮らしています。

　おはぎくんは、つむつむちゃんが生後まもない頃からお兄ちゃんのように見守ってきました。妹のような存在ですが、最近はつむつむちゃんの成長が目覚ましく、たじろいでしまうこともあるようです。

「“妹”に体力や思考力がついてきて、また言葉もしっかりしてきたため、おはぎのほうが指示をされたり怒られたりするように。“妹”に言い負かされています（笑）。“妹”の『おはぎ愛』は増しているようです。時にはけんかもしますが、本当の兄妹のようです」

　日頃からつむつむちゃんの遊び相手になっているというおはぎくん。おままごとで、つむつむちゃんが作ったごはんを渡されることもあるそうです。今回は“お医者さんごっこ”で、お医者さん役を務めました。

「つきあうというより、巻き込まれている感じです（笑）。『おはちゃん、聴診器をつけてね！　お医者さんね！』と言われたので、私が聴診器をつけてあげると、割とおとなしく座っていたので、参加してくれるのね！　と思いました」

　しばらくつむつむちゃんの遊びにつきあっていたおはぎくんですが、5分ほどすると逃げ出してしまったそうです。

「娘はそのまま遊び続けていました。私が聴診器を回収し、お医者さん役を引き継ぎました（笑）」

“ふたり”はこれからも、楽しい思い出をたくさん作っていくことでしょう。飼い主さんのお父さんは、オンラインの菓子工房「Wellabove（ウェラボーヴ）」を運営中。味にも見た目にもこだわった逸品を手がけています。つむつむちゃんも、祖父が作るおいしいおやつを楽しみにしているかもしれませんね。

○取材協力：おはぎ（@kuromame_ohagi）さん

（Hint-Pot編集部）