夫が撮影した写真を妻がSNSに投稿したところ、夫の職業を当てられたという投稿が大きな話題になっています。同業者から見ると、写真の構図に“ある特徴”があったとのことですが、ずばり当てられた妻は「すごすぎる名探偵」と驚きを隠せません。写真を投稿した妻のもみじ@1y（@akkaagnue）さんに詳しい話を聞きました。

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ネットもびっくり　「写真の撮り方1つで仕事がバレるのなかなか趣深い」

　もみじさんがXに、2枚の写真を投稿したのは3月17日のことです。

　1歳の息子を撮影した写真で、左が夫、右がもみじさんが撮影しました。

「全く同じ場所、同じiPhoneで撮ったんだけど
なんかこう…なーーー」

　異なるのは、写真の構図です。

　夫が撮った写真は、被写体から離れて全体が写るような構図が特徴です。子どもを抱え上げている妻の全身、背景の満開の河津桜もほぼてっぺんまで入り、その後ろのテントまで捉えています。

　一方、妻が撮影した1枚は、完全に被写体に寄っています。夫に抱え上げられた子どもの表情まで伝わってくるかのよう。夫は上半身のみ写り、桜も背景としてぼかしている程度です。

　そして、この投稿を見た他のアカウントから、思わぬリアクションがありました。

「この旦那さん土建関係の仕事やったりせーへんかなぁ…
うちの父親土建関係で、被写体真ん中、情報多め！みたいな写真多かったし…
仕事柄現場写真撮ることが多い人がこういう写真撮るイメージあるから、どんどん教えてあげて欲しい！
『オメーの可愛い家族を測量してるんじゃねーんだぞ？』って」

　もみじさんは、「すごすぎる名探偵の方はこちらです」と驚がくの様子で反応しました。

　実際、夫は土建業なのでしょうか。

　もみじさんは、「ゼネコンの現場監督です」と認め、「かなりの激務で基本的に週6は終電か徹夜のどちらかで、残業だけで200～300時間くらいだと思います。超ブラックです（笑）この生活を10年以上続けているのでいつも心配です」と、多忙な生活ぶりを付け加えました。

　職業を当てられたことについて改めて聞くと、「構図だけで分かるの!?　とびっくりしました。他の方の引用やリプを見て、改めて過去の写真見たら全て全体の写真ばかりだなと気づきました！　私とは全然違う仕事なので現場写真がどのように撮られるのか全く知らなかったので、職業病だと言われて旦那の仕事に対しての知識が増えたのと点と点がつながって感動しました」と率直な思いを明かします。

　気になる夫の反応については、「数日は帰ってこないのでまだ見せてません」とのことでした。

　ちなみに、もみじさんにカメラ経験について聞くと、「コスプレ撮影やポートレート撮影は撮られるほうと撮るほうの両方やっていました！」と笑顔。なるほど、納得の腕前ですね。

　投稿はその後の展開を含めて大きな反響を呼び、「写真の撮り方1つで仕事がバレるの中々趣深い」「これ当たってるのスゴすぎw」「成程w確かに現場写真としては優秀ですね」「この右側のようには絶対に取れん。これは才能ある」「作業前、作業中、作業後、と3つ撮るやつですね。わかります」「旦那さんも旦那さんでいちばんいい写真を撮っていたんだな…」などの声が相次ぎました。

　もみじさんは「『背景もたくさん写っていたほうが後から見返したときにどこか、当時の風景が分かる』と引用、リプもらってなるほど！　と思いました。桜と息子が笑顔になってるところ撮ってほしー！　しか考えてなかったので新しく気づけました」と結びました。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）