横並びになってごはんを食べる2匹のねこ。左のねこに対して、右のねこはとても小さく、生後まもない子ねこのように見えます。ところがこの8か月後、2匹の体格差に大きな変化が。衝撃的な成長を遂げたとわかるビフォーアフター写真が、X（ツイッター）で話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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成長の差に驚く声が続出

「待って……。ぷきょたん、大きくなりすぎている!!」

　そんなコメントが添えられた2枚の写真には、2匹のねこが写っています。どちらの写真も、横並びになってごはんを食べる白と茶色のねこを真上から撮影したものです。

　白いねこは、茶色のねこよりも体がひと回り小さく、華奢な印象を受けます。ところが、ときを経て撮影された2枚目の写真には、ビッグに成長した白いねこの姿が。茶色のねこをはるかに超える大きさで、1枚目よりも3倍ほど成長しています。

　一方、茶色のねこは、大きさにほとんど変化が見られません。白いねこの横にいるためか、茶色のねこが子ねこのように見える錯覚を起こしてしまいそうです。

　このビフォーアフター写真がXで公開されると、1.1万件の“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「えっ……！」「遠近感バグった写真みたいですね」「体の大きさが逆転している……。ねこちゃんの成長っておもしろいですね」「めっちゃ体格差がありますね　すごい!!（笑）」など、驚きの声が寄せられています。

仲良しのサイベリアン“きょうだい”は体格も性格も対照的

　白い毛並みが目を引くのは、もうすぐ1歳になるサイベリアンの男の子「ルル」くん。そして、ふわふわの茶色い被毛を持つのは、同じくサイベリアンで2歳の女の子「ミア」ちゃんです。ルルくんはマイペースで人懐っこく、ミアちゃんは甘えん坊でちょっぴり臆病。対照的な性格の2匹ですが、飼い主さんのおうちで仲良く暮らしています。

　2匹の素敵なお名前は、どちらも外国語に由来したもの。ミアちゃんはスラヴ語で「最愛の」、ルルくんはハワイ語で「平和」という意味があります。ちなみに、ルルくんは「プキョ！」という個性的な鳴き声から、飼い主さんは「ぷきょたん」の愛称で呼んでいるそうです。

　話題になった1枚目の写真は、昨年7月に撮影。それから8か月後のある日、おやつをあげていたところ、飼い主さんは2匹の体格が逆転していることに気づきました。年下のルルくんが大きく成長していますが、それは子ねこ時代から予測されていたといいます。

「ルルくんは骨格がしっかりしていて、『将来的にかなり大きくなります』と言われていました。ミアちゃんはお迎えしたときから骨格が小さく小柄でしたので、そこで体格の差が生じたのかと思います」

　2匹の成長を見守る飼い主さんと、愛情をたっぷりと受けて過ごすルルくんとミアちゃん。これからも、仲睦まじく暮らしていくことでしょう。

○取材協力：ミアとルル（@miachan_kawaii）さん

（Hint-Pot編集部）