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「日本らしくて素敵」 オランダ人親子が驚いた、外国人旅行者向けアイテムとは
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世界から注目されている日本の「Kawaii」文化。親子で日本を訪れたオランダ人は、訪日外国人旅行者だけが購入できるアイテムにそんな日本らしさを発見したそうです。親子が驚いたものとはなんだったのでしょうか。
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日本を代表するサンリオのキャラクターが意外なところに…
1週間の滞在予定で訪日した、オランダ人親子のキャロラインさんとハリーさん。母のキャロラインさんが日本に来たのは今回が初めてだといいます。一方、息子のハリーさんは2度目の訪日です。
小さな頃からアニメ「ポケットモンスター」シリーズを毎日観ていたというハリーさん。渋谷にあるポケモンセンターを訪れ、たくさんのお土産をゲットしました。
そんな親子が「とても日本らしくて、素敵だなと思う」と見せてくれたのが、短期間の訪日外国人観光客向けに株式会社パスモが提供している、ICカード乗車券「PASMO PASSPORT」です。通常のPASMOと同じように、ICカード対応の鉄道やバスへの乗車、電子マネーでの買い物に使用できます。28日間使用可能で、関東近郊の観光スポットなどで提示すると、さまざまな優待特典を受けることできます。
ハリーさんたちが日本らしいと感じたのは、そのデザインでした。サンリオ人気キャラクターの、着物を着た「ハローキティ」や、袴をはいた「シナモロール」と「ポムポムプリン」がメイン。背景には、日本を代表する富士山などの観光地や桜が描かれています。
「デザインがすごくかわいいのよ。普通、電車の切符って数字やロゴだけじゃない? でも、このパスにはかわいいキャラクターがたくさん!」とキャロラインさん。
キャラクターものが多いのは日本ならでは。グッズやお土産だけでなく、生活用品や銀行の通帳、クレジットカードに至るまで、日本ではさまざまなものにキャラクターデザインが使われていますよね。日本人は子どもだけでなく、大人でもキャラクター商品を持っている割合がとても高いといわれています。
一方、キャロラインさんたちが暮らすヨーロッパでは、大人向けのアイテムにキャラクターものが使われることは多くありません。そのため、かわいらしいICカードのデザインは、日本らしいものとして映ったようです。
こうした小さなデザインにも、「Kawaii」文化が浸透している日本。旅の思い出として、ぜひお土産とともに持ち帰ってほしいですね。
(Hint-Pot編集部)