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「知らなかった」 車のタイヤ交換前にチェックしておきたいこと 警視庁が呼びかけ

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

タイヤ交換の季節。確認しておくべきこととは(写真はイメージ)【写真:写真AC】
タイヤ交換の季節。確認しておくべきこととは(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 桜の開花宣言が各地から届き始め、春の訪れを感じる季節になりました。そうなると、そろそろしておきたいのが、冬タイヤから夏タイヤへの交換です。履き替え前には、タイヤの使用期限をしっかりとチェックしたいところ。防災や日常に役立つ情報を発信している、警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)が、タイヤの製造年月日の見方を紹介し「知らなかった」との声が上がっています。

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製造年月日や摩耗のチェック方法を紹介

「車のタイヤの製造年月日を確認したことはありますか?」と呼びかけた同課。その理由は「タイヤを長期間使用し続けることは、タイヤの性能が低下し危険」だからです。

「メーカーは、製造から10年、使用開始から5年を目安に交換することを推奨しており、製造年月日は、タイヤ側面に刻印されています」とのこと。投稿には、ホイール近くに刻印された製造年月日を赤丸で囲んだ写真が添えられています。

 2枚目の写真では、その読み方も説明。「DCB4 8 2 1」と刻印されている場合、「2021年48週に製造された」ということになります。1年を52週で計算すると、48週とは、11月の第5週を指します。

 さらに3枚目では、タイヤの摩耗度合いをチェックする方法も。タイヤの使用限度は溝の深さが1.6ミリ以上と決められており、「スリップサイン」と呼ばれる△マークがその目安になります。タイヤがすり減ると溝がなくなり、スリップサインが出てきます。そのため、スリップサインが一か所でも出たら、そのタイヤを使用してはいけないと法律で定められています。使用頻度が高い場合などは、乗車前にしっかりと点検しましょう。

 投稿は反響を呼び、2000件を超える“いいね”が集まりました。また、「製造日、知らなかった。ありがとう」「やっぱり換えなきゃならないですね」「中古タイヤを買うときは必須ですね」など、警視庁の呼びかけをきっかけにタイヤ交換を考えたというリプライ(返信)も多数寄せられています。

 同課は「日常点検や購入の際の参考にしてください」と投稿を締めくくっています。

(Hint-Pot編集部)