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犬がタイヤのホイールに首がはまってピンチに 消防団による救出作戦に称賛「真の英雄たち」【米】

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

タイヤに興味を示した犬がピンチに(写真はイメージ)【写真:Getty Images】
タイヤに興味を示した犬がピンチに(写真はイメージ)【写真:Getty Images】

 犬は賢くて好奇心旺盛。しかし、ときには思わぬアクシデントに見舞われることも。アメリカでは、ガレージでタイヤのホイールにはまっている犬が発見され、消防隊員に救出されたというニュースが話題になっています。救助作業は大変だったようですが、どんな試行錯誤があったのでしょうか。

 ◇ ◇ ◇

犬を救ったのは、消防隊員のひとりが手にしたプラズマ切断機

 救出されたのは、「デイジー」という名の犬です。アメリカのニュージャージ州にあるフランクリンヴィル・ボランティア消防団(FVFC)によると、デイジーはガレージにあったスペアタイヤのホイールに頭を突っ込み、動けなくなっているところを発見されました。救助の要請を受けたFVFCは、警察官とともに救助に向かったといいます。

 FVFCは、その様子を収めた写真をフェイスブックに投稿。そこには、消防団員が両脇から支える大型タイヤの中央にある穴から、頭を出しているデイジーの姿が。デイジーはとても不安そうな表情をしています。

 消防団員たちはまず、デイジーを落ち着かせることから始めました。その後、石けんと水を使い、首周りの滑りを良くすることでデイジーを救出しようと試みましたが、うまくいかず。救助作業が難航するなか、消防団員のひとりが個人用のプラズマ切断機を手にしたことで、状況が変わりました。

 消防団員はデイジーを傷つけたり、怖がらせたりしないように2枚の毛布を持ち込み、緩衝材としてデイジーの首にかけました。そして、切断機でホイールを切断。数分後、デイジーを引き出すことに成功しました。

 無事に救出されたデイジーは、毛布の中で体をくねらせながら、足をうんと伸ばしていたそう。FVFCがフェイスブックで「デイジーはけがもなく、元気です!」と伝えると、コメント欄には「デイジーを安全に連れ出してくれてありがとう」「真の英雄たち」「ヒーローがここに!」など、安堵する人や消防団員たちを称賛する人からの声が上がりました。

(Hint-Pot編集部)