著名人や企業などがSNSでユニークな投稿をし、笑いに包まれたエイプリルフール。明らかに嘘だとわかるものばかりがあふれるなか、フランス大使館の公式X（ツイッター）アカウント（@ambafrancejp_jp）は、信じてしまいそうな“絶妙な嘘”を投稿。多くの人から注目を集めています。

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マカロンの起源は日本？　ギリギリを攻めた投稿が話題に

「驚きの新事実が判明　マカロンの起源は、実はフランスではなく日本だったことが最近の研究で明らかになりました！」

　そんな書き出しのメッセージを添え、同大使館は2枚の写真を公開しました。そこには、あんこを薄い皮で挟んだもなかと、フランスを代表するスイーツのマカロンが。投稿には続けて、「もなかのおいしさに感動したパティシエがフランスに持ち帰った＜MONAKA＞は、フランスでも大人気に。しだいに＜MAKANON＞→＜MACARON＞と呼ばれるようになったようです」と綴られています。

　もなかは日本で親しまれている和菓子のひとつで、名前の起源は平安時代までさかのぼるとされるほど、歴史のある食べ物です。皮にあんこを挟んで食べるようになったのは、江戸時代以降だといわれています。

　一方のマカロンは、卵白や粉砂糖、アーモンドプードルを使用した焼き菓子で、チョコレートやクリームがサンドされています。サクサクとした食感がおいしく、ビジュアルもカラフルなことから、日本でも人気のスイーツです。

　見た目も似ていることから、思わず「そうだったのか！」と声を上げてしまいそうになりますが、投稿に書かれていたことは嘘。同大使館も「このツイートは #エイプリルフール でした」とお茶目に明かしています。

　嘘か本当か、ギリギリのラインを攻めた投稿は反響を呼び、2.2万件の“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「本当かと思ってしまいましたよ！」「これは絶妙なw」「信じかけた」「確かに形状は似ています　ナイスエイプリルフール」「これは騙されるよ～」などの声が上がっています。

　ちなみにマカロンの起源には諸説あり、フランスではなくイタリアが発祥という説もあるそうです。

（Hint-Pot編集部）