外国人観光客を虜にしている日本のグルメ。なかでも、寿司やラーメンなどの人気は衰える様子がありません。過去複数回にわたって訪日しているというカップルも、例外ではありませんでした。なかでも「過去一番だった」という日本食について、興奮ぎみに話してくれた外国人男性を夢中にさせたのは、いったいどんな食べ物だったのでしょうか。

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エストニアからの訪日リピーターカップル　2か月で日本全国を満喫

　オーストラリア人のジョノさんと、エストニア人のマリさん。現在エストニアに住んでいるというカップルは、ともに複数回の訪日経験がある“日本マニア”です。この日は、桜の名所としても有名な東京の目黒川沿いの桜並木を見に来ていました。

「ここは10年前くらいに訪日したときに来たことがあって、桜を見るいいスポットだと思ったんだ。もちろんほかにもスポットはたくさんあると思うけど、ここは長い桜並木道でとてもいいよね」

　そんな“日本通”ぶりを発揮したジョノさんたちは、今回は2か月間ほど日本に滞在。その間、東京、札幌、ニセコ、福岡、広島、神戸、大阪、奈良、京都、金沢をめぐり、「この旅の話をするのには、永遠に時間が必要かも！」とマリさんは笑いました。

次々と出てくる日本食メニュー　過去イチのラーメンに遭遇

“日本通”のジョノさんに、好きな日本食を聞いてみました。

「一番好きな日本食？　それはタフな質問だ……。寿司かなぁ？　好きなネタはサーモンがバーナーで焼かれているやつなんだ。そう、あぶりサーモン！　ほかにも刺身、ヘルシーではないけど唐揚げも好きだね」

　少し考え込んだあと、ジョノさんの口からは次々と日本食のメニューが出てきました。さらに、外国人観光客に大人気の一品も。

「ラーメンもいいね。この前、東京で行ったお店のラーメンが最高においしかったんだ。スパイシーなんだけど、分厚いチャーシューが入っていてね。食べたラーメンのなかでは一番おいしかったよ！」

　そう興奮ぎみに教えてくれたのは、都内だけではなく、台湾など海外にも複数店展開している「カラシビ味噌らー麺　鬼金棒」。濃厚なオリジナルみそを使ったコクのあるスープに、唐辛子のスパイスと香り豊かな山椒のしびれ油が融合し、「奥深い“カラさ”と独特の“シビれ”」を生んでいる刺激的な味わいの一品。見るからに辛そうな赤いスープに巨大な角煮チャーシューが浮かび、食欲をそそります。

　まもなくエストニアに帰国するというふたりですが、また違う季節に日本を訪れてほしいですね。

（Hint-Pot編集部）