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悩みがちなタオルの替えどき お手入れのコツや意外な活用術などメーカーに聞いてみた

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

フワフワ仕上げのコツは干す前のひと手間 意外なタオルの活用術も

タオルをフワフワに仕上げるには干す前のひと手間が効果的【写真提供:UCHINO】
タオルをフワフワに仕上げるには干す前のひと手間が効果的【写真提供:UCHINO】

――タオルを長持ちさせるお手入れ方法や、洗い方のコツなどはあるのでしょうか。

「お洗濯をする際は、タオルが水中で上下に動くくらい多めの水で洗うと、汚れが落ちやすくなります。あとは、タオルをフワフワに仕上げるのに柔軟剤が必要と思われがちですが、『肌触りが固くなってきたな』と感じるようになってから、使うようにしてください。

 実は、柔軟剤を使いすぎると吸水性が低下してしまったり、毛羽の脱落や黒ずみの原因になったりします。濡れたタオルは放置せず、洗い終わったらすぐ、日陰で風通しの良いところに干してください。その前に10~20回ほどパタパタと振ると、フワフワな触感が長持ちします」

――使い古したタオルは、お掃除などに使うケースが多いと思います。そのほかに、タオルの特徴をいかした再利用法があれば教えてください。

「タオルのリサイクル活動をされている企業・店舗・団体などへ、寄付されてはいかがでしょうか。タオルの多くは綿100%のため、リサイクルが可能です。そのほかリユースという観点から、タオルを必要とする団体や被災地での、お掃除活動などにも使われます。使用済み、またはタンスに眠っているタオルを寄付することは、身近なSDGsアクションとしてもおすすめです」

――意外に知られていない、タオルの活用術はありますか?

「実は、濡れたタオルは臭いを吸着する力が強いので、お部屋の臭いを取るのに使うこともできるんです。どんな臭いでも……というわけではありませんが、たとえば室内で焼き肉や鍋をしたとき、タバコの臭いなどは、濡らして硬く絞ったタオルを振り回すだけで、かなり消すことができますよ」

 濡れたタオルが手軽に部屋を消臭するのに使えるのは、試してみたくなる人も多いのでは。日々の暮らしに欠かせないタオル。きちんとお手入れをして、長く気持ち良く使いたいですね。

(Hint-Pot編集部)