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エリザベス女王の“恋敵”は米女優だった? 結婚72周年に明かされた夫フィリップ殿下の「好きになった人」
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アメリカ人女優と恋に落ち、結婚も考えたと報道も
今年で結婚72周年を迎えたエリザベス女王とフィリップ殿下。1939年、当時13歳の少女だったエリザベス女王が“一目惚れ”したというエピソードも残されているが、若き日のフィリップ殿下は長身の金髪碧眼の美男子。結婚前には少なからず恋の噂があり、なかでも1938年に知り合った女性とは結婚も考えたという。英大衆紙「デイリー・エクスプレス」がそのお相手を明らかにした。
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1938年の夏、17歳だったフィリップ殿下は叔母のアスパシアさんが居住していたベニスに滞在した。この時、フィリップ殿下の父親は「海軍大学への入学試験を控えている。女の子からは遠ざけて欲しい」とアスパシアさんに念を押したという。
しかしその甲斐もなく、フィリップ殿下は船上パーティーで知り合ったアメリカ人女性と恋に落ちた。
「エクスプレス」紙によると、その女性の名前はコビーナ・ライトさん。金髪でスリムな女優だったと伝えた。
フィリップ殿下とは同い年。当時すでに20世紀フォックス社と契約を結ぶプロの女優で、モデルとしても活躍。また歌手としてナイトクラブに出演する才能にも恵まれていた。
フィリップ殿下はコビーナさんと出会ってから3週間、ロマティックなベニスの夏を過ごし、その後、一緒にロンドンを訪れたという。
ロンドンでもふたりは手を取り合って街を練り歩き、ダンスに興じた。そしていよいよコビーナさんがアメリカに帰国する時、フィリップ殿下は別れのキスをすると涙を流し、「一緒にアメリカに行く」と叫んだという。
しかしこの思いは遂げられることはなかった。フィリップ殿下はその後、エリザベス女王と出会い結婚した。
そして2018年、孫のヘンリー王子がフィリップ殿下の80年前の恋が“成就”したかのように、アメリカ人で女優だったメーガン妃と結婚することになった。ちなみに、フィリップ殿下はヘンリー王子の結婚について「女優は、付き合ってもよいが結婚するものではない」とアドバイスしたとの報道もあった。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)