お風呂を苦手とするいぬは少なくありません。嫌いだけれど我慢する姿は、なんとも健気です。X（ツイッター）では、バスタブの中からじっと表情で訴えてくるいぬが話題になっています。日常生活ではあまり見られない顔に、多くの人がほっこり。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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7.7万件もの“いいね”が　哀愁漂う表情がかわいすぎる

　お湯が張ってあるバスタブの中で、ポツンと佇むいぬ。顔が濡れないギリギリのところまでしっかりと浸かり、カメラを向ける飼い主さんに視線を送っています。

　なんともいえない悲壮感漂う表情を見せる愛犬に、飼い主さんは「風呂に入れられたいぬからしか得られない栄養がある。見てくれよこの（なんでいぬにこんなことするん……？）っていうまっすぐな瞳」とのコメントを添えて、Xに写真を投稿。すると、7.7万件もの“いいね”が集まりました。

　リプライ（返信）には「困惑の表情が好き」「うほっ　そのお湯で湯豆腐を食べたい」「理不尽なり……私を汚いというの」「『何か悪いことした？』って顔してますね」「イッヌを愛してるからお風呂に入れるのにイッヌはわかってくれないで悲哀の瞳を向けるのもまたいとをかし」「なんでそんなにかわいいんだ！　言いたいことはたくさんあるな、うんうん」「この顔がもっと見たくてたまらない」など、さまざまな声が寄せられています。

お風呂が苦手なレイくん　入浴中はいつも“この顔”のまま

　お風呂でしょんぼり顔を浮かべていたのは、ポメラニアンの「レイ」くん。垂れ目がちな瞳がとてもキュートな8歳の男の子です。

　話題の写真が撮影された日、外遊びを満喫したレイくんはお風呂に入ることに。きれいにしてもらうためだとわかっているものの、お風呂は苦手で、バスタブに入れられると訴えるようなまなざしで見つめてきたそうです。

「『お風呂』のワードを聞いたり、お風呂の気配があったりすると逃げ回ります。でも、小型犬なので割と簡単に捕まります（笑）」

　この日はとくに抵抗することなく、おとなしく飼い主さんに体を洗ってもらったレイくん。お風呂から上がったあとは、お気に入りのぬいぐるみで“ひとり”遊びをしたり、飼い主さんにボールを投げてもらったりして、溜まったうっぷんを晴らしていたそうです。