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「その手があったか!」 家電のトリセツを「捨てる代わりに」やると便利 目からウロコのアイデアに3.2万“いいね”
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ついつい自宅に溜めてしまいがちな「紙モノ」。とくに家電の取扱説明書は、家電1つにつき1冊増えて、ページ数も多いため、どんどんかさばっていきますよね。すっきりさせるためには、どうすればいいのでしょうか。X(ツイッター)では、目からウロコの整理方法が話題になっています。
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QRコードを活用した驚きの方法
「家電の取扱説明書を捨てる代わりにGoogleドライブにアップロードし、そのURLをQRコードにしてラベルライターで貼り付けると便利すぎるんだが……」
そんなひと言とともに2枚の画像をXに投稿したのは、shao as a service(@shao1555)さんこと澤田翔さんです。
画像1枚目は、IHクッキングヒーターの電源横に貼られたQRコードをスキャンする画面のスクリーンショット。そして2枚目は、ドライブ上に保存された取扱説明書の目次ページです。
また、ツリーの投稿によると、澤田さんはGoogle Cloudサービスのひとつ「Vertex AI」も利用。検索バーに調べたいことを入力すると「説明書をめくらずとも質問に答えてくれます」とのことで、利便性でも紙の説明書を上回っています。
目からウロコのアイデアは大反響を呼び、3.2万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「これは便利すぎる」「その手があったか!」「これはいろいろ応用できそう」など、驚きの声が寄せられています。
自分でスキャンする利点とは
メーカーの公式ウェブサイトにも、取扱説明書のPDFはあります。そのページのURLをQRコードにして、貼っておけばいいのでは? と考えた人もいるでしょう。
しかし、自分でスキャンしてアップロードするに行き着いた理由を、澤田さんは別の投稿で明かしました。
たとえば、PDFの掲載先が変わることがあります。メーカーが合併などすると、ウェブ上の説明書を開けなくなることが多いそうです。また、海外製品などは、きちんとしたサイトがない場合も。
さらに、組み立て説明書や保証書といった関連データのスキャンを保管するにも、ドライブサービスなどを利用することにもなるでしょう。「網羅性がないので結局、他サービスと併用することになる」ため、一番確実でわかりやすい方法です。
「QRコードの印刷が面倒では」という意見に対しては「脳死で添付物をGoogleドライブに放り込むところまではやる」「説明書を見返したくなったタイミングでQRコードの作成に取りかかる(たいていの製品は説明書を見返すことすらない)」と、そのコツも紹介しています。
使用頻度が高い家電の場合、はがれないかが心配ですが「強粘着ラミネートテープをおすすめします」とのこと。用意しておけば、家電に貼りつける以外にもさまざまに活用できそうです。
ゴールデンウィークは、部屋の片づけをするのにもってこい。こうした工夫を参考に、暮らしやすい部屋にアップデートしていきたいですね。
(Hint-Pot編集部)