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「給与が低い」は5割弱 女性が働きにくさを感じるところ 女性管理職が少ない側面も
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「産休や育休制度などが充実してきている」と感じる人は6割
続いては、設問1の回答に対して「そう思う理由として、近いものを教えてください(複数回答可)」という設問。
・産休や育休制度などが充実してきている 61.2%
・職場内や社会的な女性活躍に対する理解が深まっている 43.5%
・女性の管理職抜擢が増えてきている 34.1%
・女性の就労者数が増加している 31.9%
・フレックス制度など柔軟な働き方が拡充してきている 25.2%
・女性が不在、少数であった業界への進出が進んできている 15.0%
半数以上が選んだのは、「産休や育休制度などが充実してきている」のみでした。女性が活躍することへの理解や、女性の管理職の数は足りていないと感じている人がまだまだ多いことがうかがえます。
働きにくさを感じるところ 1位は「給与が低い」
設問1で「あまりそうは思わない」「まったくそうは思わない」と回答した人に対して「どのようなところに働きにくさを感じることがありますか?(複数回答可)」と聞いた設問では、下記のような回答が。
・給与が低い 46.0%
・昇進、昇格しにくい 33.6%
・女性の上司や役員が少ない 31.0%
・ハラスメント(セクハラやパワハラ)を感じる 24.4%
・現場に女性が少ない(全体的に) 19.8%
・産休や育休を取得しにくい 19.3%
会社に対して給与が低い、昇進が望めないと感じる女性は少なくないようです。また、4分の1の人がハラスメントを感じていることもわかります。
これらの結果から、女性が働きやすい職場だと感じるには、やはり出産や育児への理解が欠かせません。そして、産休や育休制度が充実した職場は増えつつあるようです。
男女ともに輝く社会を作るためにも、性別に限らず、一人ひとりの生き方が尊重される社会を目指していきたいですね。
(Hint-Pot編集部)