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ドイツ人「ニューヨークに来たのかと…」 日本の観光名所でびっくりした理由とは
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日本には、日本にいながら海外旅行気分が味わえるスポットがさまざまあります。なかには、友好の証として、実際に海外から贈られたものも。日本旅行中のドイツ人大学生は、東京を代表する観光スポットをいくつも訪れ、とても驚いたことがあるそう。いったい、何を見てびっくりしたのでしょうか。
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在日ドイツ人運営のウェブサイトで日本観光の下調べ
多くの外国人観光客が訪れる明治神宮で出会った、ドイツ人大学生のジュリアンさんとサイモンさん。ふたりはワーキングホリデー制度を利用して韓国に滞在しており、その休暇を利用して日本へ観光に来ました。
東京のほか名古屋、大阪、京都、奈良を2週間でめぐる予定です。サイモンさんは訪日前に、日本の情報をしっかり下調べしてきたのだとか。
「在日ドイツ人が運営している、日本の旅行に関するウェブサイト『WanderWeib』というのがあるんだよ。日本の観光地の情報はもちろん、交通系ICカードの買い方、新幹線の予約方法、日本のテーブルマナーなども載っていて、日本に来るドイツ人はみんな読んでいると思う」
東京タワーは「エッフェル塔にそっくり」
そうした“予習”をしてきたふたりは、滞在2日目にして明治神宮以外にも、東京スカイツリーや東京タワー、新宿東宝ビルのゴジラヘッド、お台場といった東京の観光スポットを堪能しました。
ジュリアンさんによると「東京タワーは、フランスのエッフェル塔にそっくり」と感じたそうです。ところが、それ以上に驚きを覚えた場所があると話します。
「お台場に自由の女神がいたの、びっくりしたよ! ニューヨークに来たのかと思った(笑)。日本はいろんな国のものがあるね!」
自由の女神像というと、ニューヨークにあるものが最も有名ですが、お台場にある現在の自由の女神像は、実はフランス・パリ、セーヌ川のシーニュ島に設置された像がその原型です。
当初は「日本におけるフランス年」事業の一環として、1998年4月29日から翌年5月9日まで“本物”が設置されていました。世界で初めてパリの自由の女神が海を渡ったことは、当時大きな話題に。その後、像の帰国が近づくにつれて多くの人から要望の声が上がり、オリジナル像の完全復刻像制作が実現したのだとか。
多くの国と友好関係を築く日本だからこそ、ジュリアンさんは疑うことなく、ニューヨークの自由の女神と思ったのかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)