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メーガン妃とキャサリン妃 印象的だったクリスマス礼拝での様子を「演出の香りがする」と英紙

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

ウィンブルドン選手権を一緒に観戦するキャサリン妃とメーガン妃【写真:Getty Images】
ウィンブルドン選手権を一緒に観戦するキャサリン妃とメーガン妃【写真:Getty Images】

昨年のクリスマスの後に引っ越しや“財団分裂”も そもそもメーガン妃の挙式時に確執?

 バッキンガム宮殿の発表によると、メーガン妃とヘンリー王子は今年のクリスマスをエリザベス女王や他の王族と一緒に過ごさない。一方、キャサリン妃とウイリアム王子は例年通り、サンドリンガムにあるエリザベス女王の別邸で伝統的な「ロイヤルクリスマス」を過ごす予定だという。昨年、2018年のクリスマスは、礼拝へ行った4人が並んで歩く姿が、まさに“ファブ4”として注目を集めた。しかしここにきて、この時の様子について「演出の香りがする」と英メディアが報じている。

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 英ロイヤルファミリーのクリスマスといえば、昨年、ウイリアム王子とヘンリー王子に挟まれて教会まで歩いたキャサリン妃とメーガン妃の姿が話題に。鮮やかなバーガンディーのコートを着用したキャサリン妃とシックなダークネイビーのコートを着用したメーガン妃が並んで歩く姿は「完璧」と評され、ファブ4を看板とする新たな英国王室時代の幕開きと言われた。

 しかし、英大衆紙「デイリー・エクスプレス」は、この場面に「演出の香りがする」と疑問を呈した。まず、王子ふたりが脇に出て、王妃ふたりを中央に並んで歩かせたのが”不自然”だと指摘。鮮やかなコントラストを生み出したキャサリン妃とメーガン妃のコートの色合いも含めて「この場面を素晴らしいものにしようとした誰かの意図を感じる」と伝えたのだ。

 けれども、なぜそんな必要があったのだろうか。

 記事によると、それは水面下に隠れたキャサリン妃とメーガン妃の「確執」があったからだという。きっかけはメーガン妃の結婚式で花嫁の付き添いとなる「ブライドメイツ」の衣装の問題でふたりの妃が口論をしたといい、その際にキャサリン妃が“涙を流した”ひと幕があったと「エクスプレス」紙は伝えた。さらに、メーガン妃のスタッフに対する人使いの荒さにキャサリン妃は感心していなかったという話もあったという。

 確かに昨年のクリスマスでは見目麗しい姿を披露し、仲睦まじいファブ4の姿は世界中のロイヤルファンをうならせたが、この後にヘンリー王子とメーガン妃はケンジントン宮殿を出てフロッグモアの邸宅に引っ越し。またウイリアム王子とキャサリン妃とヘンリー王子の3人が連名で設立したチャリティ団体も“分裂”している。

 とはいえ、ふたりは一緒にテニスのウィンブルドン選手権を観戦している。王室筋によると、メーガン妃が今年10月、テレビインタビューで「王室内の孤立」を訴え、それを心配したキャサリン妃は、個人的にメーガン妃に連絡を取り、関係修復に努力をしていると伝えられている。ただし今のところ、その効果が表れている様子はない。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)