からだ・美容
「すぐ近くから強めの臭いが…」 汗と臭いのケアすべきタイミングを専門家がアドバイス
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逆効果になることも? 汗拭きシートの正しい活用法
新製品だけでなくアイテムの種類も増えました。一般的なロールオンやスプレーのほか、クリームやスティックタイプなど、汗や臭い対策の製品はさまざま。とくに最近は、外出先や時間がなくてシャワーで汗を洗い流せないとき、汗拭きシートは手早く汗や皮脂を拭き取れるアイテムとして人気です。
奈良さんは、汗拭きシートを「便利で良い製品」として高評価する一方、使ったあとのケアもしてほしいと話します。
「爽快感がある使い心地なので、つい汗拭きシートだけで満足しがちです。ただ、汗や皮脂を拭き取ったあとは、汗の出口が開いた状態になります。そのままだと余計に汗が出てしまうかもしれません。拭き取ったら制汗剤やデオドラントをつけ直してください。できれば、その前に保湿もすると良いですね」
一日中、汗や臭いを防いで快適に過ごすため、制汗剤やデオドラント製品、汗拭きシートを効果的に使うには、どうすれば良いのでしょうか。
奈良さんによると、まず朝はシャワーを浴びるなど清潔な状態で、制汗剤など脇をはじめ気になる部分に、しっかりつけるのが基本だそう。その後、昼休みや帰宅前に汗拭きシートなどで汗や皮脂を拭き取ってきれいにしてから、制汗剤やデオドラント製品をつけ直すのが大事だといいます。
あまり汗をかいていないつもりでも、夕方には朝つけたものの効果が薄れている可能性が。帰宅の移動中に「自分、汗臭いかも」とならないため、会社を出る前のケアがおすすめだそうです。
「スポーツジムで仕事帰りにケアを忘れて駆け込んだのか、始まってすぐ近くの女性から強めの臭いがしました。暗闇エクササイズだったため視覚的な情報が少ない分、嗅覚が働いて臭いがどこから漂っているのか、より敏感に察知できる状態。周囲も不快ですが、たぶん本人が一番いたたまれない気持ちだったと思います。
ジムでなくても脇汗や臭いが気になって、帰りの電車で吊り革に掴まるのを躊躇してしまうことがあるかもしれません。暑さを感じる間のルーティンとして、汗や臭いのケアをしてほしいですね」
(Hint-Pot編集部)