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「知らなかった」 東京駅に化石? 水族館職員が探すのに3時間費やして「感動」 “実物”にネット驚嘆

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

JR東京駅に“化石”の情報が(写真はイメージ)【写真:写真AC】
JR東京駅に“化石”の情報が(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 世界的なターミナルステーションであるJR東京駅に、「知る人ぞ知るカニの化石」。驚きのSNS投稿が話題を集めました。水族館の職員が出張の際に実際に見に行って、感動したそうです。X(ツイッター)投稿者の、すさみ町立エビとカニの水族館(@ebikaniaquarium)さんにお話をお聞きしました。

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 ◇ ◇ ◇

「これほどはっきりカニの形が残っていたことにも驚き」

「お仕事で東京に来ておりますが

な、なんと

東京駅のど真ん中でカニ発見!?

知る人ぞ知るカニの化石です

(この子を見つけるために3時間以上駅内をさまよっていたのは内緒。)」

 和歌山・すさみ町にある同水族館。世界中から集めたエビとカニを中心に、甲殻類200種以上を展示。もともとは中学校の体育館だった建物を再利用しているそうで、「廃校水族館」としても知られ、人気を集めています。「当館はすさみ町経営ではなく、(株)ネイチャーネットワークの指定管理によって経営しており、完全独立採算です」とのことです。

 今回、東京駅構内の石柱で“発見”したそう。この「カニの化石」は、以前にもSNSやネットニュースで話題になりました。

 同水族館の担当者は「化石について専門家ではないため詳しくは分かりませんが、本物ではあると思います。同様のケースでアンモナイトなどの化石が、国内の建物で使われている石材の断面から見つかっていることもあります。化石のカニの種類は、現代のカニの中ではアカモンガニ科に近いと思います」と話します。

 いざ実物を目にすると、「感動でした」。カニの専門家として感無量だったそうです。「うわさでは聞いていましたが、これほどはっきりカニの形が残っていたことにも驚きです。ポストでも書いていたのですが、化石を探すのに3時間以上費やしていたので、見つけた際の達成感はすごかったですね」と、興奮の思いを続けます。

「海をはじめ自然の環境問題について『知る』だけでも十分ですので、興味を持っていただけたら」

東京駅「知る人ぞ知るカニの化石」の実物【写真提供:すさみ町立エビとカニの水族館(@ebikaniaquarium)さん】
東京駅「知る人ぞ知るカニの化石」の実物【写真提供:すさみ町立エビとカニの水族館(@ebikaniaquarium)さん】

 投稿は3万件の“いいね”を集める大反響です。ネット上では、「確か東京駅新幹線の南のりかえ口近くにある『ごまたまご』の広告が貼られている柱でしたね。話題になった頃に見に行きましたよ」「100回以上東京駅行ったことあるけど知らなんだ」「知らなかったです」「すごい」「おおおおお!!!!! 本当に化石だ!!!!!」「ちなみに国会議事堂の中にはアンモナイトの化石が埋まってます」など、驚嘆の声が寄せられています。

 担当者は「私自身もここまで反響をいただけるとは思っていなかったのでうれしい限りです。『出張ついでにポストしよ~』という軽いノリだったので驚きです。皆さんカニがお好きなんだと改めて実感できました」とびっくりしているそうです。

 生き物や地球環境に関心を抱くきっかけにもなりそうですね。「エビやカニ・ヤドカリの仲間は私たちの身近にたくさん生息しています。しかし近年、マイクロプラスチック問題など海のごみの影響でその数は減少してきています。電子化が進み自然に触れることの少なくなってきた現代社会ですが、海をはじめ自然の環境問題について『知る』だけでも十分ですので、興味を持っていただけたらと感じます」と、環境保全への思いを聞かせてくれました。

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)