太陽がじりじりと照りつけ、気温35度以上が各地で続出している今年の日本の夏。街中で見かける訪日外国人観光客も、それぞれの暑さ対策を行いながらも、汗が止まらない様子がしばしば見られます。日本で一人旅を楽しんでいるアルゼンチン人女性は、日本の猛暑対策にあるアイテムが手放せないそう。いったい、どんなアイテムなのでしょうか。

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過去2度の訪日経験あるアルゼンチン人女性　今回は2週間の一人旅

　アルゼンチン出身で、現在はアメリカに住んでいるというマルセレスさん。日本へは過去2度訪れたことがあります。今回は仕事で来日し、そのまま休暇を取って滞在を延長。2週間にわたって一人旅を満喫中です。

「過去に来たときは大都市ばかりめぐったので、今回は箱根、金沢、高山、白川郷、松本、高野山に行く予定なんです」

　目をきらきらと輝かせながら、日本旅行の予定を話してくれました。

初めて体験する日本の夏　まさかの暑さに唖然

　訪日リピーターのマルセレスさんですが、日本に到着後、想定外のことがありました。それは、連日35度を超えるような猛暑。

「日本の夏は初体験です。正直、この暑さはまったく予想してなかったんです。もう少し風があるかなと思っていたんだけど……。この湿気と暑さはアンビリーバブルです！」

　そう苦笑いを浮かべながら、持っていたタオルで顔や首から吹き出る汗を拭っていました。

　マルセレスさんが住んでいるアメリカのサンフランシスコの気温は、1年を通して7～22度程度。湿度は低く、快適に過ごせる気候です。そのため、日本の高温多湿な夏には驚いた様子。ただ、暑さ対策もしっかり行っているといいます。

「建物の中はどこもエアコンが効いていますし、水もたくさん飲むようにしています。そして、このポカリスエットが手放せません（笑）。もう1本飲み干してしまったから、すぐにもう1本買わないと！」

　マルセレスさんが愛飲しているポカリスエットは、食塩相当量 0.12グラムのナトリウムを含んでおり、汗で失われた水分や塩分（ナトリウム）を体に補給できる飲み物のひとつ。熱中症対策として、「スポーツドリンクや塩飴などで、水分と併せて塩分も補給しましょう」との呼びかけも多い状況です。猛暑の中でも精力的に観光するマルセレスさんには、心強い相棒なのかもしれません。

　この日は持っていませんでしたが、日傘も購入したというマルセレスさん。こまめに休憩や水分を取り、体調に気をつけながら日本での滞在を楽しんでほしいですね。

（Hint-Pot編集部）