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山で拾った40年前のコーラ、飲んでみた 気になる味は? まさかの発見が考察合戦に
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山梨・南アルプス市にそびえる、富士山に次ぐ日本第2位の高峰・北岳。その登山道で拾った40年近く昔の缶のコーラを飲んでみたという投稿が、ネット上で話題を呼んでいます。40年前のコーラ、いったいどんな味なのでしょうか。投稿者のとりちゃん(@isohiyodori3)さんに話を聞きました。
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「Yes Coke Yes」というパッケージデザインや、時代を感じさせる注意書きも
「北岳大樺沢で拾った古い缶コーラ、普通に飲めた。炭酸も抜けてなかった。プルタブ式は1980年代頃までの、生産らしい」
今月21日にSNS上に投稿された写真には、グラスに注がれ炭酸が泡立った状態のコーラと、「Yes Coke Yes」というパッケージデザインや「あきかんはあきかん入れか、くずかごにお入れ下さるよう、又車窓からすてないよう ご協力ください」といった時代を感じさせる注意書きの入ったコカ・コーラの缶が収められています。
投稿には「飲んだんですね、、、こえぇ、、、」「勇気が…すごい…」「確かYes Coke Yesキャンペーンは1981~3年なので、製造から40年は経ってます」「自然のタイムカプセルみたいですね!」「気になる!! どんな味なのか飲んでみたい!」「40年前の貴重な未開封品、楽しめたようですね」「冷えた砂糖水だから劣化しなかったのか。興味深い」「コーラはpH2.2の酸性なので、腐敗しにくかったんでしょうね」などさまざまな反応や考察が寄せられています。
「今年の5月19日に南アルプスへ登山をしに行ったときに見つけました。場所は北岳の大樺沢二俣付近です。山岳会の先輩が2本見つけて、1本を私にくれました。先輩はまだ未開封のようですが、私は中身が気になったので、時間のあるときに開封してみました」と投稿者さん。
気になる内容物の状態については「味は普通のコーラでした。匂いもコーラですね。今のコーラよりも少し炭酸が弱く、また若干マイルドな味わいに感じました。しかし、昔のコーラだと言われずにグラスで出されたら気がつかないかもしれません」とのこと。今のところ特に体調の変化もないといいます。
「ここまで多くの人の関心を集めるとは思いませんでした。老若男女に愛されるコーラゆえかと、あらためてコーラの知名度の高さや人気度の高さは次元が違うなと思いました」と投稿者さん。南アルプスの大自然に40年間も抱かれたコーラは、格別の体験になったことでしょう。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)