「おかしいな……なんかいぬに見えなくなってきた……」。そんなコメントが添えられた写真には、まん丸の目をした、黒くてふわふわな被毛の動物が写っています。投稿には、さまざまな生物やキャラクターに見えるとの声が寄せられ、大きな反響を呼んでいます。写真について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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まん丸な目と、耳を折りたたんだ姿に「本当にいぬかなぁ？」と疑念の声

「私飼ってるのっていぬだよね？　なんかあれ!?　おかしいな……なんかいぬに見えなくなってきた……」

　飼い主さんが思わず悩んでしまった写真には、まん丸な目をした動物が写っています。耳がなく、横に押されたアザラシのスタンプとそっくりです。

　その正体はなんとポメラニアンなのですが、別の生物やキャラクターに見えた人が多かったようです。

　投稿には3.4万件もの“いいね”が。リプライ（返信）には「本当にいぬかなぁ？」「アザラシっぽい。アザラシがいぬのふりしてる？」「モグラな気もしてきた……」「ムーミンのご先祖様かもしれない！」「水木しげるの海坊主思い出しましたw」など、さまざまな声が寄せられています。

名前を呼ばれただけで喜びが最高潮に　いぬや人が大好きなジャックくん

　話題になったのは、ポメラニアンの4歳の男の子「ジャック」くんです。「おじゃじゃ」の愛称で親しまれているジャックくんは、甘えん坊な性格。名前を呼ばれただけで喜びが最高潮に達するほど、いぬや人が大好きだそうです。

　飼い主さんのおうちには、先住のポメラニアンで6歳の女の子「にぃの」ちゃんもいます。にぃのちゃんは怖がりで、飼い主さん以外の人といぬに近づくのが苦手です。そんなにぃのちゃんに家族を作ってあげたいと思った飼い主さんは、ジャックくんをお迎えしました。

　本当のきょうだいではないけれど、今ではとっても仲良しな2匹。寝るとき以外は一緒にいることが多く、ジャックくんが飼い主さんに怒られていると「怒らないで」と言わんばかりににぃのちゃんが間に入るなど、お姉さんぶりを発揮することも多いそうです。

「トイレができたよ！」と報告する姿が「アザラシに見えた」と飼い主さん

　とても明るい性格のジャックくんは、喜びが最高潮に達したときに耳を倒すのが癖。その仕草をすると、「なんだこの生物は!?」と飼い主さんが驚くほど、見た目の印象が変わってしまうそうです。

　話題になった写真も、ジャックくんが飼い主さんに喜びを共有しようと近づいたときの一枚でした。

「写真は、『ちゃんとトイレできたよ！』とジャックが報告しにきたところです！　『よくできたね～偉いね～おやつあげようね！』と声をかけて写真を撮影したのですが、その姿がアザラシに見えました」

　ジャックくんはほかの生物に見えることがありますが、にぃのちゃんは人間に見えることがあるそう。ソファに座っているときや、飼い主さんに何かを要求するときに「中に人が入っているのでは……？」と感じるといいます。

　個性豊かな2匹。これからも末永く、仲良く暮らしていってくださいね。

○取材協力：にぃの（@_nilino_）さん

（Hint-Pot編集部）