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緑色のジャガイモは食べても大丈夫? 食中毒にならないための保存や調理のポイント 農水省が注意喚起
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子どもたちが夏休みに入り、食事の準備が増えるなど大変なこともあるでしょう。一方で、積極的にお手伝いをしてもらえるとうれしいですよね。一緒に料理をする機会は、食育のチャンスにもなります。そんなときに気をつけたいのが、食材を正しく理解すること。農林水産省は公式X(ツイッター)アカウント(@MAFF_JAPAN)では、料理をする子どもたちへ向けてジャガイモの食中毒について解説しています。
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「ジャガイモの芽や緑色になった部分には天然の毒素が」
ジャガイモは通年でスーパーマーケットに並び、季節を問わず食卓で活躍する野菜のひとつです。ビタミンや炭水化物など栄養が豊富な一方、微量の天然毒を含んでいます。
皮が薄いのも特徴で、子どもに皮むきの手伝いをお願いすることもあるでしょう。そのとき、ジャガイモをしっかり洗って表面の汚れや泥を取ることや、皮むき器の使い方だけでなく、注意しなければならないことがあります。それは、ジャガイモによる食中毒です。
同省は「夏休み、自分でお料理を作るみんなへ」との書き出しで、ジャガイモによる食中毒について説明。「安全においしく食べるため、保存するときや調理をするときのポイントを忘れないでね!」と1枚の画像を添え、詳しく解説しています。
【ジャガイモによる食中毒を予防するために!】
1. 芽や緑色のイモに注意
ジャガイモの芽や緑色の部分には天然毒素が含まれています。芽や緑色になった部分は要注意!
2. 保存は光の当たらない涼しいところで
光に当たると毒素が増えてしまいます。真っ暗なところで保存しましょう。
3. 芽はその周りもしっかり取る
ジャガイモの芽は、その周りも含めて深く取りましょう。
4. 緑になった皮と、その周りをしっかりむく
緑色になった皮と、その周りは厚くむきましょう。
長い休みは子どもにとって、いつもとは違った学びが得られるチャンスです。食中毒への理解を深めて、安全で楽しい夏休みを過ごしましょう。
(Hint-Pot編集部)