どうぶつ
「ちょっと説明してくれる?」 保護ねこ4匹がシンクにみっちり 圧巻の一枚に13万”いいね”
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ねこたちが身を寄せ合って暖を取る姿を、“ねこ団子”とたとえることがあります。寒い季節に見られることが多いですが、X(ツイッター)では、この暑い季節に“ねこ団子”になる保護ねこたちが話題に。ねこ用のシンク内で隙間なく重なる姿に、13.3万件もの“いいね”が集まっています。投稿者さんに詳しいお話を伺いました。
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シンクの中でくつろぐねこたちが話題
「なんでみんなでバックヤードの流しに詰まろうと思ったのか、ちょっと説明してくれる?」
そんなコメントが添えられた4枚の写真。1枚目から3枚目には、4匹のねこが所狭しと体を寄せて寝転ぶ姿が写っています。
それぞれが向きを変えて重なる姿は、まさに“ねこ団子”。隙間なくみっちりとくっついています。この暑い季節になぜ密着しているのかと疑問をもちますが、よく見るとその場所はシンクの中。冷えたステンレスが心地良かったのでしょう。
そして4枚目には、流し台にひょっこりと現れた黒ねこが。何か言いたげな表情で、呆れているようにも、うらやましがっているようにも見えます。
この投稿は、Xで13.3万件の“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「みっちりねこかわいいー」「ひんやりして気持ちいいんだろうねえ」「4枚目にシンク管理人出てきて笑いましたw」などの声が寄せられています。
オーナーさんはほっこり でも「店内が寂しくなってしまう」
シンクでまったりしていたのは、神奈川県横浜市にある保護ねこカフェ「mfmf(モフモフ)」で暮らすねこたち。4匹のうち2匹は血のつながった1歳のキジトラの兄弟で、ほか2匹は別々に生まれた子ねこです。そして、4枚目に登場した黒ねこはエキゾチックショートヘアで8歳の「おはぎ」くん。人懐っこく、食いしん坊な男の子です。
話題になった写真は、お店のバックヤードで撮影されました。ねこたちがいつもごはんを食べたり、スタッフに甘えたりして、ほっと一息つく場所です。人間(お客様)との共用はなく、またこの場所で調理なども行っていないのでご安心を。
このねこ専用の流し台は、ねこたちから休憩場所として人気だそう。話題の写真が撮影された日は、オーナーさんが清掃にやってくるとすでに“満員”状態でした。開業以来、初めてのことだったそうです。
「微笑ましいなと思いました。4匹がお店で暮らすことで家族のように仲良くなり、固まって寝ている姿が幸せそうでうれしかったです。でも、店内が寂しくなってしまうので、かわいい寝姿をお客様に見せてくれるといいなぁ~と……(笑)」
シンクで涼んでいたねこたちは、お互いの体温で暑くなったのか、30分後には解散しました。猛暑が続くこの時期、シンクは早い者勝ちになりそうですが、仲良く順番に涼を取ってくださいね。
「mfmf」では、ねこたちと店内でふれあえるだけでなく、保護ねこたちの里親も募集しています。子ねこの情報は公式ウェブサイトでも公開されています。1匹でも多くのねこが“ずっとのおうち”に引き取られ、末永く幸せに暮らせますように。
○取材協力:猫カフェmfmf(@catcafemfmf)さん
(Hint-Pot編集部)