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花火大会にリードでつながれたウサギ 注意すると引きずって歩き出し…批判殺到「本当に信じられない」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

ペットの命に警鐘「愛する子だからこそ、その子にとっての危険を理解してほしいです」

 夏の暑い時間帯に、しかも多くの人でごった返す場所にペットを連れてくること。こうした行為は、ウサギだけでなく、動物にとってリスクがあります。

 投稿者は「気温と周りの人、音、ストレスの点で問題があると思います。動物ごとの特性もあるし、その子の個性もありますが、それを加味しても問題がある行為なのではないでしょうか。私が出くわしたのは日の落ちた時間帯のことではありましたが、気温は30度で人が多く蒸し暑く、体温調節の比較的発達した人間の自分でもつらい状況でした。ペットとして飼われている動物は暑さに弱い子が多いので、まずはそこが問題を感じました」と指摘します。

 多くの人がいる混雑・密集の場所は、ペットにとっても、人間側にとっても懸念が生じます。「人が多い中を歩けば、足元に動物がいたら気付かずに蹴ってしまう可能性もあると思います。動物アレルギーの方もいると思いますし、人が密集するところに動物を連れてくることは周りの迷惑にもなります。逆に知識のない方が動物に対して悪意なく、けがやストレスにつながる触り方をする可能性もあります。また、動物によっては花火や人の喧騒による大きな音にびっくりして、脱走したりパニックになる子もいると思います。大きな音と人に囲まれるストレスで体調を崩す可能性もあります」と教えてくれました。

 投稿は3500件以上のリポストを集める反響を呼び、「うさぎはアクセサリーじゃありません なんてひどい事を…うさちゃんが体調くずしてないか心配ですね」「酷い飼い主」「『かわいいうさぎを連れてる私』を見せたかったとしか思えない 動物は飼い主選べないから可哀想」「花火大会に動物を連れてくる人ゆるせない 犬も猫もウサギも連れてきちゃダメです」などと、ウサギの扱いに対する批判の声が殺到しています。

 今年の夏は猛暑がさらに続きます。ペットと屋外に出かけるとき、散歩に連れていく際には、愛するペットの命のことも考えた、慎重な行動が求められます。

 投稿者は「夏は屋外での楽しいイベントがたくさんあります。愛する家族とどこでも一緒にいたい、イベントを一緒に楽しみたいという気持ちは理解できます。また、甘えん坊の子であれば、ずっと一緒にいたがって離れたがらない子もいると思います。でも、愛する子だからこそ、その子にとっての危険を理解してほしいです。離れたら寂しがるのであれば、一緒に安全に過ごせる方法を考えるか、一緒に安全に過ごせる予定に変える必要があると思います」と強調します。

 そのうえで、「本当に暑い日が続くので、元々お外が大丈夫な動物であっても危険な環境になっています。前は大丈夫だったからと思わずに、今、大丈夫かどうか再考してほしいです。何より、夏のイベントも楽しいですが、クーラーの効いた涼しい部屋で気持ちよさそうにしている愛する家族と過ごす時間はとっても楽しいですよ」と話しています。

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)