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猛暑のパリで東京五輪のアイテムが「復活しました」 外国人記者が日本で人気の暑さ対策グッズを活用し話題に
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熱戦が繰り広げられているパリ五輪。3年前の東京五輪では猛暑の中での開催となり、暑さ対策に注目が集まりました。今大会のフランスも熱波に見舞われ、パリでは36度を超える日も。熱中症で救護室へ運び込まれた日本人選手もいるほどです。そんななか、五輪を取材するある外国人記者は、日本で定番の暑さ対策グッズを活用しているようです。
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携帯扇風機を手に暑さを伝える
米メディア「スポーツ・ビジネス・ジャーナル」の五輪記者レイチェル・アクソンさんは、「東京の扇風機が復活しました」との書き出しで、1本の動画をX(ツイッター)に投稿しました。そこには、小型の携帯扇風機を手に持ち、風を当てて暑さをしのぐレイチェルさんが映っています。
「暑さのなか、私たちはギラギラしています」と、この日がどれだけ暑かったのかを伝えたレイチェルさん。携帯扇風機を顔の前で上下すると、目を見開きました。
フランスの気象局によると、今年の夏の気温は平年を上回る見込み。選手はもちろん、現地に駆けつけた記者たちも、工夫しながら暑さ対策を行っています。
携帯扇風機の使用時には注意点も
近年、日本の夏に欠かせなくなった携帯扇風機。軽くてコンパクトなのが特徴で、歩きながら手軽に涼を取れるのが魅力です。両手を使わない首かけタイプや、風と同時にミストが放出されるものなど、進化を遂げています。
しかし、使用時には注意点も。気温が高いときに使用すると、熱い風を体に長時間当て続けることになって体に熱がこもり、逆に熱中症になりやすくなる場合があります。そのため、外気温が35度を超えるときは、長時間の使用に注意しましょう。
また、リチウムイオン電池が搭載されたタイプのものは、持ち運びにも注意が必要です。消費者庁のウェブサイトでは、「外部からの衝撃によってリチウムイオンバッテリーがへこむなどすると、内部ショートが生じ、発煙や発火につながるおそれがあります。使用時だけでなく、持ち運ぶ際も、衝撃が加わらないように注意しましょう」と呼びかけられています。
(Hint-Pot編集部)