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「無責任なエサやり止めて!!」悲痛な訴えがまさかの炎上 野良猫エサやり問題、投稿者に聞いた真意

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

野良猫へのエサやり行為が議論に(写真はイメージ)【写真:写真AC】
野良猫へのエサやり行為が議論に(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 近年、野良猫へのエサやりが大きな論争を呼んでいます。エサやりによって飢えをしのぎ命をつなぐ猫がいる一方で、無責任なエサやりによる猫同士の繁殖や、食べ残しやフンの問題も指摘されています。そんな中、エサやりをされていた野良猫が車にひかれ、死骸が放置されたままになっているという投稿がネット上で話題を呼んでいます。遺体を回収したという投稿者に話を聞きました。

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エサやりしていた猫が車にひかれるも、遺体をそのまま放置

「昨日から轢かれて亡くなっていたようです。ご近所でご飯だけ与えてる会社さんがあるので『猫ちゃん亡くなってるようですが違いますか?』と尋ねたら驚きの『ご飯はあげてるけどうちの猫じゃない』との返事でしたので私の方で対応すると伝えました」

 先月31日、SNS上に投稿された写真には、道路脇で横たわる痛々しい猫の姿が収められています。投稿者は続く投稿で「まだ生後半年くらいだと思います。本当に可哀想でなりません。これが無責任なエサやりが生む不幸な猫ちゃんです。この暑さのなか24時間以上放置されたご遺体は損傷が激しかったです。次に生まれてくる時は絶対に俺の所に来るように伝えました」と発見時の状況を報告しており、「無責任なエサやり本当に止めて!!」と訴えています。

「会社の同僚から近くの道路にキジトラがひかれて亡くなっていると連絡があり、仕事が終わった後に駆けつけました」という投稿者さん。近くにはよくご飯をあげている会社があり、そちらの猫かと思い訪ねたものの「うちの子ではない! うちでご飯は食べてるけど飼ってはいない」と言われたため、自身で弔うことを決めたといいます。

 投稿者さんによると、その会社では以前からエサやりで野良猫を繁殖させてしまっており、ボランティア団体が入り避妊去勢や里親探しなどを行ったものの、同じことを繰り返しているといいます。

「ご飯を与えるだけではこうなってしまいます。ご飯を与えるなら、こうやって事故にあって亡くなるような不幸な子を増やさないために、保護して完全室内飼いをしてもらえる新しいおうちを見つけてあげることが一番良いと思っておりますが、どうしてもそれができないときには、避妊去勢をしてこれ以上増やさないようにする。またトイレを設置して排泄物の処理をする必要があります」と投稿者さん。

 一連の投稿には「弔ってくださりありがとうございます。エサやりだけなんて無責任な 最期を思うと涙が出ます」「これがエサやりの現実」「ご飯をあげていたのなら供養までしてほしかったですね」「一番無責任な飼いかただと思います 最後まで面倒を見ることが出来ないのなら、エサをあげなければ良いのに」といった共感の声が寄せられています。

 一方で、「なんで会社が悪者になるの?」「エサやりが単に無責任とは私には思えません。少なくともご飯を食べさせるという行動を取ってくれた人です」「エサあげるなら責任取れ 責任取れないなら餓死させろって事?」といった疑問の声もあり、大きな議論となっています。

 思わぬ反響に「ここまで多くの方の目に留まると思っておらず、投稿の文字数の関係で言葉足らずになってしまい、私の意図したものとは違う方向に捉えてしまう方もいて、ご意見を多数ちょうだいいたしました。中には脅迫のようなDMもありました」と投稿者さん。あらためて、「ご飯をあげるのに絶対反対というわけではありません。完全室内飼いが一番だと思っておりますが、どうしてもそれができない場合は、避妊去勢手術をして排泄物の適切な処理をすることが大事だと思います」と話しています。

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)