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学習塾の月謝が1科目2万円超え ハワイの教育事情 日本人ママが一抹の不安を覚える理由とは

公開日:  /  更新日:

著者:i-know

ハワイと日本 小学1年生の勉強内容に差は?

日本に比べて月謝が高額なハワイのKUMON。庶民にはなかなか手が届かない【写真:i-know】
日本に比べて月謝が高額なハワイのKUMON。庶民にはなかなか手が届かない【写真:i-know】

 さて、7月生まれの我が子は5歳の誕生日を迎えてすぐ、2022年8月にキンダーガーデンへ入学しました。日本でいう3月生まれ、早生まれのポジションです。そして、その1年後には小学1年生に進学。2024年5月に1年生を修了したので、学校施設で丸2年、勉強したことになります。

 一方、日本の小学校は今年4月に小学1年生になる年なので、約8か月早くハワイで1年生になり、1年生を修了した……というと、さぞハワイの公立小学校2年間で勉強が進んだことだろうと思われるかもしれません。

 ところが、日本の算数の教科書を見てびっくり! 1年生が終わる頃には、ハワイの1年生の勉強内容を少し追い抜いています。要は、同じくらいの勉強内容を1年で学ぶのが日本で、2年かけてじっくり学ぶのがハワイといった違いなのでしょうね。

 そして2年生以降、算数に関しては日本の小学校のレベルがどんどん上回っていくと聞くので、ハワイで子育てしている母としては一抹の不安を覚えています……。ハワイでも日本式の先取り教育、KUMONが人気なので行かせてみようかしらと調べてみたら、最寄りのKUMONの月謝がなんと1科目145ドル(約2万2290円。7月27日現在)でした。はぁ……(ため息)。こういうとき、切実に日本が恋しくなります。

(i-know)

i-know(いのう)

大学卒業後、即フリーランスライターに。お笑い雑誌やファッション誌で、著名人のインタビューを中心に活躍。大好きな東方神起に取材できたことを機に、日本のキャリアに一区切りをつけ、2013年、単身ニューヨークへ。2015年、ハワイのロコ(地元民)と結婚し、現在は2人の子ども(7歳、4歳)を完璧なバイリンガルに育てるべく奮闘している。