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「これは役に立ちそう」 1児の母が非常用持ち出し袋に追加したもの 目からウロコのアイデアに称賛

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

息子さんのために用意した、非常用持ち出し袋に入っている防災アイテム【写真提供:nicori(@naninunenicorin)さん】
息子さんのために用意した、非常用持ち出し袋に入っている防災アイテム【写真提供:nicori(@naninunenicorin)さん】

 宮崎県で今月8日、震度6弱の揺れを観測する地震が発生しました。それを受け、気象庁は「南海トラフ地震臨時情報」を発表し、大規模地震への警戒が強まっています。改めて災害時への備えを確認する家庭もあるでしょう。X(ツイッター)では、非常用持ち出し袋に追加したというアイテムが話題に。そこには、重要な情報がたくさん記されています。投稿者のnicori(@naninunenicorin)さんに詳しいお話を伺いました。

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子どもがひとりで避難することを想定し、必要なものを追加で準備

 nicoriさんは、小学1年生の息子さんを持つママ。自身が中学生だった頃、1995年に起きた阪神淡路大震災で被災した経験があります。nicoriさん家族に大きな被害はありませんでしたが、そのときの記憶は強く残っているといいます。

 その経験から、結婚と出産を経て「子どもを守るためにはどうすればいいか」について夫婦で話し合うようになりました。出産前から、自宅避難を想定したものを用意するなど、普段から徹底して災害への備えを行っています。

 さらに、息子さんが幼稚園に入園すると、息子さんがひとりで避難することを前提とした非常用持ち出し袋を準備するように。その中には非常食や水などの基本的なもの以外に、少しでも不安を軽くするために、折り紙やぬいぐるみを入れています。

 幼稚園でも避難訓練が行われ、息子さんはとても刺激を受けていたそう。それをきっかけに、図書館で本や紙芝居を借りたり、自宅でも訓練したりして地震について説明することで、息子さんもだんだんと防災の大切さがわかってきたようです。

「息子は比較的繊細な性格なので、停電して真っ暗な環境になったとき、メンタルがもたないかもしれないなと思いました。そこで、半年に一度くらいは『防災の日』として、電気を消してライトとカセットコンロを使った夜ごはんの日を作っています。息子は今、小学1年生ですが、災害がどういうものなのかやっと理解が追いついて先日、大泣きしていました」