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溶けにくい氷の作り方 警視庁が教える裏ワザを実際に試してみた 製氷皿で作った氷との違いが一目瞭然
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裏ワザ氷と通常氷 溶けにくさを同条件で検証
保存袋で作った溶けにくい裏ワザ氷と、製氷皿で作ったいつもの氷。完成したところで実際に水筒へ入れて、どちらが溶けにくいのか確認してみました。
同じ水筒を2つ用意して、ひとつの水筒には裏ワザの細長い氷を1個、もう一方の水筒には製氷皿で作った氷を、裏ワザ氷と同じ重さだけ入れます。さらに、それぞれの水筒に同量の水を加えました。
この日は気温32度、湿度73%。それぞれの水筒のフタを閉めて、一緒に外に出しました。30分経過したところで様子を見ると……。
製氷皿で作った氷はほぼ溶けてしまいましたが、裏ワザの細長い氷は半分ほど残っていました。また、裏ワザ氷の水筒の水は、冷たさもキープされています。
水分補給だけではなく、首に巻く氷嚢として熱中症対策にも
氷のサイズや水筒のサイズにもよりますが、保冷機能がある水筒であれば、裏ワザの氷を使ってより長い時間冷たい状態を保てるでしょう。
細長い形の氷を作るアイテムも売られていますが、この裏ワザ氷は保存袋と割り箸といった家にあるアイテムで、自分が必要とするサイズで氷が作れるところがメリット。仕切るのに少し手間はかかりますが、凍ったら割り箸をはずせば冷凍庫でかさばらず、ストックできる点も良いですね。
大きめのサイズで氷を作っておき、タオルで巻いて首につけるなど、氷嚢として熱中症対策に用いるのも良いでしょう。レジャー前などに作っておくのはもちろん、台風などの災害に備える氷としても活用してみてはいかがでしょうか。
(Hint-Pot編集部)