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「魅力だけを残すなんて無理」 フランス人が「本音」で語った日本の素晴らしさに称賛の声 「学びの逆輸入や~」
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たくさんの訪日外国人が、日本の街の清潔さや、マナーを重んじる日本人に感銘を受けています。一方で、ルールの多さに不満を感じることもあるようです。そうした状況について、フランス人YouTuberのオレリアン・プダさんが自身のインスタグラムアカウント(bebechan_france)に「本音」を投稿。多くの反響が寄せられています。
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「素晴らしい国」と「ルールがある」は表裏一体
日本で見つけた驚きや、感動について発信しているオレリアンさん。日本語の「いってきます」の真の意味を汲み取り、素晴らしいあいさつだと心酔したほか、お寺のお掃除ボランティアで日本に根づく意識や伝統を学ぶなど、日本の文化を深く理解しています。
そんなオレリアンさんが「心に秘めていた本音」として語ったのは、日本の素晴らしさと、その背景にあるルールや考え方についてです。
「日本はほかの国と違って素晴らしい!」「でもルールや考え方が厳しくて嫌だと言う人がいると思う」と話し始めたオレリアンさん。「素晴らしい国」と「ルールがある」は表裏一体で、切り離せないと語ります。
たとえば、日本の街中がきれいで、掃除が行き届いている魅力の裏側には、日本人の「礼儀や常識を大切にする人間性」「働き方の意識がある」と説明。そのため「この裏の部分をなくすと、表の魅力もなくなってしまう」と危惧します。
一方で、いろいろな外国人に話を聞くと、「厳しいのは無理だけど、街はきれいなままにしてほしい」といった声もあるそう。
そんな意見に、オレリアンさんは「都合のいい魅力だけを残すなんて無理」と自身の考えを示します。日本の魅力を享受するには、その背景にあるルールやマナーに従うべきという姿勢のようで、「外国人は覚えておかないといけないと思います」と提言しました。
オレリアンさんの「本音」の的確さに、共感や感謝の声が殺到。コメント欄には「よく言ってくださいました!!」「日本人ですが肝に銘じます」「『都合の良い魅力だけを残すなんて無理』という言葉が、すごく心に響きました」「あまりに自然なことで自分自身ではわからないことを、客観的に見てわかりやすく説明してくれる。なんとありがたいこと」「こりゃまた学びの逆輸入や~」「英語やフランス語でも発信してほしい」などの声が上がっています。
(Hint-Pot編集部)