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「泣いてまう」 ママになった女性が押し入れから見つけた、40代で突然死の母が子どもの頃に作ってくれた文具…「お母様の愛」に感動広がる
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「母はかなわなかった『娘の成人式を見る』を目標に、無理しすぎない育児をしていきたいです」
また、子どもの興味関心を大事に伸ばす育て方だったそうです。
「子どもの『好き』を否定しない母でした。私は幼い頃から本が好きだったのですが、『作文も得意だし、そんなに本が好きなら作家さんになったら?』と母に言われたことがきっかけで、作家を志しました。
幼い時の一時的な夢ではなく、高校生になっても抱いていた私の夢を一切否定することなく、作家になるために文章について学びたいと県外の大学を希望した時も反対されませんでした。
今考えると、現実的ではないと一蹴されることの方が多い夢だと思うのですが、いつだって応援してくれていたことは本当にありがたかったなぁと思います」
作家になるハードルは高く、ことねさんの夢は実現しませんでした。でも、母の子育てに関する考え方や、我が子をポジティブに応援する姿勢から、ことねさんが受け継いだものがあります。
「残念ながら現時点では作家になれず、しがない事務員ですが、私も同じように、娘が好きなものを否定せずに育てていきたいと思っています。『好き』を追いかけて、のびのびと育ってほしいですね」と語ります。
今回のSNS投稿は、6100件を超える“いいね”を集め、多くの感動を呼びました。「お母さんにありがとうですね」「お母様の愛、感じます!」「とっても素敵!」「泣いてまう」と、感激の声が続々寄せられています。
現在、育休中のことねさんは、今後は職場に復帰し、仕事と育児の両立を目指しています。母の思いを胸に、大変な時があっても頑張ることができそうですね。「私は育休が終わったらフルタイムの仕事に復帰予定のため、専業主婦だった母と同じレベルのことは娘にしてあげられませんが、全力で育児を楽しもうと思っています。また、母はかなわなかった『娘の成人式を見る』を最終目標に、無理しすぎない育児をしていきたいです」と結びました。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)