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「言われる筋合いもない(笑)」 子育てと仕事で周囲の声にモヤモヤする女性に藤本美貴さんが指摘したこととは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ポジティブな発言で相談者の背中を押す藤本美貴さん(画像はスクリーンショット)
ポジティブな発言で相談者の背中を押す藤本美貴さん(画像はスクリーンショット)

 どんなにやりがいを感じていても、仕事に悩んでしまうことは少なくありません。タレントの藤本美貴さんは、YouTubeチャンネル「ハロー! ミキティ」の人気企画「ミキティ人生相談」で、仕事に関する相談に回答。ライフステージよって変化する、育児と仕事を両立することへの悩みに、共感の声が上がっています。

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「周りと比べてしまう自分に決別したい」

 相談者さんは、小学6年生の子どもを育てる30代の女性。出産後はずっと接客業の仕事をし、子育てしながらキャリアを重ねていました。しかし、役職に就いてからは土曜日・日曜日の出勤や、帰宅が遅くなることが増加。夫は特殊な仕事で休みが少なく、帰宅が深夜になることもしばしばあるため、子育ては基本的に相談者さんのワンオペ状態だったといいます。

 そうした生活が続き、子どもも寂しがるようになったことから、相談者さんは2年前に転職。現在は、夫の扶養範囲内で事務職として働いています。相談者さんは子どもとのコミュニケーションを優先し、今の仕事を選んだことをまったく後悔していません。ただ、周囲のママが正社員で働く姿に焦りを感じてしまうといいます。

 さらに、子どもが6年生と大きくなり「時間に余裕があるでしょう?」と言われ、モヤモヤした気持ちになっている様子。今の職場も「自分には合っていると思う」という相談者さんは、「周りと比べてしまう自分に決別したいです」とアドバイスを求めました。

「これから本当、中高生っていう反抗期に」 今後に目を向けた藤本さん

 藤本さんは、お悩みを聞き「これって本当に何が幸せなの? って話じゃないですか」とコメント。相談者さんに「幸せは人それぞれだから、人にどうこう『なんで働かないの?』って言われる筋合いもない(笑)」と、周囲の声を気にする必要はないと語りかけます。

 そして相談内容を聞き、子育て中の視点から「これから本当、中高生っていう反抗期に(なる)」と、今後について指摘。自身の経験から、反抗期の子どもが親とコミュニケーションを取らなくても「家に親がいてくれていることに、安心してくれるのかなって思っている」と話します。

 藤本さんは、現在の相談者さんは、今後の子どもと向き合う状況が整えられていると分析。「子どものためにも、自分は幸せに向かっていけているのかな? って思ったら、何も焦ることはない」と断言しました。

 さらに、藤本さんは仕事と子育ての選択について「どっちがいい、どっちが偉いっていう話じゃなくて、今この時間を『どっちを取るか』っていうだけだから」と説明。子どもの成長による環境の変化で、改めて働き方を考えればいいと励ましました。

 藤本さんのきっぱりとしたアドバイスに、コメント欄には「壮大かつシンプルイズベストなマインド。お釈迦様みたい」などの称賛の声が。

 また、同じ経験や悩みを抱える人は多いようで「自分で決めて納得いく選択をしているけど、周りと比べたりしちゃうときって疲れているときが私は多いです」「他人と自分を比べてしまうのは、管理職までなれたのに、諦めざるを得なかった悔しさがあるからだと思いました」「私はゴリゴリ働いていたほうで、子どもの成長の大事な機会をもっと一緒にいれば良かったなと思っています」などの声も寄せられています。

(Hint-Pot編集部)