Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

ライフスタイル

花が咲く観葉植物を育てるときの注意点 初心者におすすめの種類も プロが解説

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:のなか りえこ

育てやすい観葉植物3選

 猛烈な暑さもピークを過ぎ、秋の足音が聞こえてくるこれからの時季。初心者でも比較的育てやすい、花を咲かせる観葉植物を3つ紹介します。

○ストレリチア・レギネ

鮮やかな色の花を咲かせるストレリチア・レギネ(写真はイメージ)【写真:写真AC】
鮮やかな色の花を咲かせるストレリチア・レギネ(写真はイメージ)【写真:写真AC】

「極楽鳥花」という別名があり、オレンジと青の鮮やかな花を咲かせます。花店で切り花として見かけることも。花期は生育状況によってさまざまです。冬から春頃、または春から秋頃の場合もあります。日向から半日陰までで育てることができますが、日当たりが悪いと花つきが悪くなります。乾燥に強いので、水のあげすぎには注意しましょう。花が咲いたあとは、茎の根元から切ります。

○リプサリス

近年人気のリプサリス(写真はイメージ)【写真:写真AC】
近年人気のリプサリス(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 サボテンの仲間。ハンギングプランツとして近年、人気の植物です。葉の形状は、平べったいもの、細い紐状などさまざま。春頃から、葉先に白や黄などの花を咲かせ、丸い実をつけます。明るい場所を好みますが、真夏の直射日光は避けましょう。過湿に注意し、風通しの良いところで育てます。

○アンスリウム

切り花としてもおなじみのアンスリウム(写真はイメージ)【写真:写真AC】
切り花としてもおなじみのアンスリウム(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 切り花としてもおなじみです。赤や白、ピンクなど花びらのように見える部分は、仏炎苞(ぶつえんほう)という葉の一部が変化したもの。花は肉穂花序(にくすいがじょ)と呼ばれる中央の穂状のところにつきます。開花期は5月~10月頃までと長いのが特徴。日陰でも育てられますが、暗すぎると花は咲かなくなるので注意が必要です。

(Hint-Pot編集部)

のなか りえこ

フラワー&グリーンコーディネーター。インテリア商材を扱う仕事から花の世界へ。現在はフリーで活動中。花と植物に関する提案・制作(装花・装飾・植栽など)を中心に行う。
インスタグラム:euh___piece