からだ・美容
秋の花粉症 春との違いは何? 主な原因と有効な予防策を医師に聞いた
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秋の花粉症を予防するには
春の花粉症に比べて、秋は症状が軽いとはいえ、体の不調は避けたいところです。そこで、秋の花粉症を予防するために効果的な方法を紹介します。
○花粉情報のチェックと外出の調整
花粉の飛散量は日によって変動します。とくに、風が強い日や雨が降った翌日などは多くなるため注意しましょう。花粉量が多い日を把握し、外出時間の調整などをすることで、花粉を吸い込んだり、皮膚に付着したりする花粉の暴露を最小限に抑えられます。
○マスクの着用
マスクには花粉の吸収を物理的に防ぐ効果があります。とくに、花粉対策用の顔にフィットするような高機能マスクを使用することで、より効果的に花粉をブロックできるでしょう。
○帰宅時の花粉除去
衣服や髪に付着した花粉を室内に持ち込むと、長時間、花粉にさらされることになります。外出から帰ってきたら、玄関先で衣服をブラッシングするなどして花粉を払い落としましょう。また、顔や手もすぐ洗浄してください。そうすることで室内への花粉の侵入を防げます。
症状が軽いうちに早めの対処を
猛烈に暑かった夏の疲労を引きずり、体調不良を起こしやすい時季。風邪だと思って放っておくと、花粉症の症状が悪化する場合があります。
程度によっては市販の薬で対処できることもありますが、できるだけ早めに医療機関を受診しましょう。症状が軽いうちに対処することで、重症化を防ぐことができます。
◇続木康伸(つづき・やすのぶ)
アルバアレルギークリニック札幌院長。「カズレザーと学ぶ。」(日本テレビ系)をはじめ、多数メディアに出演。「保湿を変えればアトピーは治せる」(学研刊)著作。花粉学会評議員。
アルバアレルギークリニック札幌院長。「カズレザーと学ぶ。」(日本テレビ系)をはじめ、多数メディアに出演。「保湿を変えればアトピーは治せる」(学研刊)著作。花粉学会評議員。
(Hint-Pot編集部)