カルチャー
「幼い頃から憧れていた」 フランス人が日本の文化に興味を持った理由 長年食べてみたかった日本食とは
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世界で親しまれている日本のアニメ。それがきっかけで、子どもの頃から憧れていた日本の食べ物があるという、初訪日のフランス人男性に話を聞きました。いったいどんな料理なのでしょうか。
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子どもの頃から日本のアニメに親しんでいたマチスさん
初めて日本を訪れた、フランス人大学生のマチスさん。2週間の滞在を予定しています。友人との2人旅ですが、話を聞いた日は別行動をしているところでした。
マチスさんは子どもの頃から、日本のカルチャーに興味津々。実は、「幼い頃から憧れていた」という日本の食べ物があるといいます。それは、ラーメンです。
「私は、アニメ『NARUTO -ナルト-』の大ファンで、子どもの頃にナルトがラーメンを食べるのを見て、『ラーメンってどんな食べ物なんだろう、どんな味がするんだろう』といつも思っていました」
今や国境を越え、世界的にも大人気の人気のアニメ。その中で描かれる、日本の日常風景を実際に味わってみたいと、日本を訪れる外国人も少なくありません。マチスさんによると、ほかにも「ドラゴンボール」や「ワンピース」も、フランスで社会現象になったほど、とてつもなく影響力があるそうです。
「フランスでは、これら3つのアニメを『ビッグスリー』と呼んでいます(笑)。もう偉大すぎて殿堂入りです」
浅草でハラルラーメンを堪能
今回、子どもの頃からの疑問を、ようやく晴らすことができたマチスさん。ラーメンは口に合ったのでしょうか。
「とてもおいしかったです! 友人はイスラム教徒なので、ハラルのラーメンを食べたのですが、最高でした」
マチスさんたちが食べたのは、浅草にある「牛門ハラルラーメン浅草」のラーメンでした。豚肉は一切使用していないハラル認証のラーメン店で、店内には「祈祷室」も完備されています。宗教を問わず、多くの外国人客から高い支持を受けているラーメン店のひとつのようです。
日本のアニメへの愛情と敬意をたっぷり見せてくれたマチスさん。日本にいる間に、他にもさまざまな日本食を体験してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)