どうぶつ
大型犬が生まれて初めて聞いたお祭りの音 守ってあげたくなる表情に「それもかわいい」の声
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夏から秋にかけて、全国各地でお祭りが開催されます。非日常な雰囲気に、気持ちが昂りますよね。今回ご紹介するのは、お祭りの音を初めて聞いた大型犬。家の外から聞こえてくるにぎやかな音で少し不安になってしまったのか、飼い主さんをじっと見つめています。そんな愛らしい表情に大きな注目が。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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コロナ禍に生まれたため、お祭りの音を聞くのは初めて
話題の動画には、「わっしょい、わっしょい」という大きなかけ声とともに、山車を引いて道を練り歩く人々が映っています。にぎやかなお囃子も聞こえ、活気あるお祭りの様子が伝わってきそうです。
お祭りの音が続くなか、ベランダからその様子を撮影していたカメラは、くるりと方向を変えて室内へ。その先では、1匹のサモエドがおすわりをしています。
座布団の上に姿勢良く座っているものの、表情はどこか不安げです。外の音を聞いているのでしょうか、右耳がパタパタと動いています。飼い主さんが近づくと、サモエドは2回ほどうなずき、何かを訴えているような仕草もみられました。
投稿文によると、このサモエドはコロナ禍に誕生したため、今年になって生まれて初めて、家の脇を通るお祭りの音を聞いたそうです。未知の音に驚いたことでしょう。飼い主さんは「怖くないよ!」と教えてあげています。
投稿には、1万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「ちょっと不安そうなおかお……。でも、それもかわいい」「びっくりするよねぇ」「座布団に座ってきょとん顔。かわいい」など、さまざまな声が寄せられています。
雷の音が苦手なソランくん 不安で飼い主さんに寄り添うときも
話題になったのは、サモエドの男の子で4歳の「ソラン」くんです。2020年に誕生したため、生まれて初めて、お祭りの音を室内から聞いたソランくん。飼い主さんが音に気づく前から、何かを感じたのか様子が一変したそうです。
「ソランがそわそわし出して何かと思ったら、山車を引く人たちのかけ声や太鼓の音が聞こえてきました。外を確認しにいって、戻ってきたら撮れた動画です」
動画撮影後も不思議そうな表情を浮かべていたというソランくんですが、お祭りの行列が過ぎ去ったあとは普段通りに戻ったようです。
そんなソランくんはもともと、雷などの聞き慣れない音が苦手なのだそう。今回も「『なんだろう……ちょっと怖い……』と思っていたのかな」と飼い主さん。
今回のように怯えているときは、人にくっついたり、膝の上に無理やり乗りたがったりすることが多いそうです。飼い主さんは、そんなソランくんを「思いっきり受け止めること」を心がけているのだとか。怖かったり、不安なことがあったりしても、飼い主さんと一緒なら安心ですね!
飼い主さんは、ソランくんとともに怪談話をお届けするYouTubeチャンネル「はおまりこの『サモエドと怪談と』」を運営しています。ソランくんの愛らしい姿もたっぷり見ることができますよ。
○取材協力:サモエドのソラン soran the samoyed(@samoedsoran)さん
(Hint-Pot編集部)