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「愛猫が23歳になりました」 元保護ねこの若々しい姿に驚きの声 健康長寿の秘訣とは
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母ねこにくわえられておうちにやってきた空くん
話題になったのは、2001年9月10日に生まれた元保護ねこの「空(くう)」くん。今年23歳を迎えた男の子です。黒いシッポの先だけが白い“キャンドルテール”がチャームポイント。おっとりした性格で、甘えん坊な一面もあります。
実は、空くんをお迎えする前、飼い主さんにねこと暮らすつもりはなかったそうです。ところがある日、地域ねこが空くんをくわえて家にやってきたことで、「母ねこに選ばれた」と強い縁を感じたといいます。
こうして空くんと飼い主さんは、家族として暮らすように。子ねこ時代は「しろくろくん」と呼ばれていましたが、いつの間にか現在のお名前が定着したため、飼い主さんは清々しいイメージの漢字を選んだそうです。
人間にすると100歳超え! 長寿の秘訣とは?
動物病院の看護師さんが、23歳の空くんより年下だったというエピソードも。ちなみに、空くんの年齢を人間に換算すると、なんと約108歳にもなります。
普段はねこじゃらしで遊ぶなど、まだまだ元気いっぱい。見た目も若々しいのは、本来持っている生命力に加え、よく食べることが秘訣だと飼い主さんはいいます。
「カリカリタイプのごはんやウェットタイプのごはん、おやつもきちんと食べます。獣医師さんと相談しながら、栄養と体重を保つために欲しがるときは惜しまず与えています。ただ好き嫌いはあるようで、誕生日に焼いたタイは少し味見しただけで、自分の好きなごはんを食べていました(笑)」
お祝いのタイはお気に召さなかったようですが、飼い主さんの愛情はしっかりと伝わったことでしょう。ちなみに、空くんが受け取った長寿表彰状は、飼い主さんが公益財団法人日本動物愛護協会に申請したもの。生涯に一度の表彰ですが、これからも長寿記録を更新してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)