どうぶつ
「毎日ごはんを食べて、寝て、生きてそこにいてくれたらいい」 寝たきりの柴犬を介護 飼い主の思いに感動
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柴犬の平均寿命は、15歳前後といわれています。いくつになっても元気でいてほしいのは、飼い主さんの一番の願いです。X(ツイッター)では、病気と闘いながら懸命に生きる長寿柴犬に注目が集まっています。14歳の頃を振り返る投稿には、多くのエールが殺到。話題の投稿について、飼い主の森本ひろみさんに、詳しいお話を伺いました。
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頭を抱える14歳の柴犬が話題に
「14歳のとき、あたち、悩み事が多かったの。毎日の腎臓食ごはんはおいしくないし、歯石が溜まって歯は痛いし、たまにお漏らししてソファを汚してしまったり。そんな頃の写真です」
そんなコメントが添えられた写真には、1匹の柴犬が写っています。目を閉じて耳の後ろに手を当てている姿は、まるで頭を抱えているかのよう。被毛には少し白髪が混じり、老犬であることがわかります。
元気いっぱいだった頃のようにはいかなくなってしまったようですが、表情はとても穏やか。いつも悩みに寄り添って愛情をたくさん注いでくれる、優しい家族がそばにいることが見て取れます。
投稿は反響を呼び、リプライ(返信)には「頭抱えてる、悩める柴女子だったのね」「でも幸せだったのね」「悩んでるポーズだね 悩み事多くてもかわいい」「問題なし。好きなように生きましょう。それがシニアわんちゃんの特権です」「人もわんこも生きていくのは大変大変! ひとつずつクリアして少しでもいい一日を……と、私も思っております!」など、さまざまな声が寄せられています。