実家のゴールデンレトリーバーがモデル　人懐っこいケンシロウくん

　かんちさんに、イラストに登場するゴールデンレトリーバーについて詳しいお話を伺いました。

Q. ゴールデンレトリーバーはかんちさんの愛犬でしょうか？
「イラストに登場するゴールデンレトリーバーは、実家で飼っている1歳の男の子『ケンシロウ』がモデルです。ケンシロウは、姉が飼い主としてしっかり育てています。私は仕事の関係上、別々に暮らしていますが、土日などしょっちゅう会いに帰っています（笑）」

Q. ケンシロウくんの性格を教えてください。
「ケンシロウはすごく人が好きで、散歩で人に会うと自分から甘えて寄っていく社交的なタイプです。パピーの頃は散歩を怖がっていたのですが、今では散歩中にわざわざコンビニエンスストアに寄って、撫でてくれる人待ちをするほど明るく人懐っこい性格に。家の中でも、家族みんなに『遊ぼう！』『撫でて！』と甘えています」

Q. ケンシロウくんをお迎えしたきっかけは？
「先代犬が亡くなってからは動物を飼うことは避けていましたが、ある日突然、姉から『ゴル（ゴールデンレトリーバー）を迎えることにした☆』と連絡が。ふらっと立ち寄った場所に珍しく大型犬がいたそうで、人懐っこい性格に心を奪われて、お迎えを決めたそうです。私も心のどこかでゴルを迎えるきっかけが欲しい気持ちがあったので、とてもうれしかったです」

Q. ケンシロウくんが「なぜ？」と思うような隙間に入ってくる理由は？
「ゴールデンレトリーバーは人がいる場所が好きだし、『自分って愛されている存在やろ？　じゃあ自分が近くにいたら飼い主、うれしいやろ！』という優しい考えの子が多いんだと思います。だから、人が座っている椅子の隙間や間に入ってきたり、到底無理な隙間でも『自分が入れば喜んでくれるやろ』みたいな気持ちで体をねじ込んできたりするのではないかと思いますね」

Q. ケンシロウくんが椅子の隙間に入ってきたときはどうしていますか？
「とくに何もせず、温もりを感じて過ごします（笑）。シビアな話ですが、犬のしつけとしては、このまま場所をどくと、どいた相手を自分より下の地位の存在と見なして良くないそうなので、こうするのが一番かなと。でも、ケンシロウ自身はそこまで考えていないような気がします……。『いや、そこに隙間があったんでね。ちょっと入っときましたよ』みたいな」

Q. ケンシロウくんが隙間から出てこられず怒っているときの対処法は？
「ぎゅーっと引き抜いてあげます。成長して体が大きくなってきてからは、椅子やベッドの下から引き抜くときに、背中のお肉がつっかえるようになりました。なので、最近はケンシロウを横に倒してから引き抜いています。ケンシロウも、自分が椅子やベッドの下から救助されていることがわかっているので、されるがまま状態です」

Q. ほかにもケンシロウくんの行動で「なぜ？」と思うことは？
「散歩していると急に道の真ん中で休憩し始めたり、椅子やベッドの上で噛んでいたボールを落としたときに自分で拾いに行かず『飼い主が拾ってくれるでしょ？』という圧をかけてきたり。あとは、おとなしくしていたのに、カメラを向けるとテンションが上がって突進してくると『なぜ？』と思ってしまいます」

　天真爛漫なケンシロウくんとの生活は、毎日にぎやかでとても楽しそうです。これからも、幸せな生活が末永く続きますように。

（Hint-Pot編集部）