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停電時に役立つ“簡易ランタン” 警視庁が教える方法はどれくらい明るい? 比較してみた
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地震や台風などの影響で、突然起きることがある停電。ライトがあっても、一部分しか照らせず、不便に感じることもあるでしょう。身近なものを使って、部屋の中をなるべく明るくすることはできるのでしょうか。そこで、警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)が以前紹介した水と油を使う方法に挑戦。また、水やお茶のみが入ったペットボトルを使った場合と、明るさや使い勝手を比較してみました。
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3種のペットボトルを置いて比較
停電が起きた際、闇に包まれていると、安全な場所にいたとしても不安に駆られます。停電時に備えて、非常用持ち出し袋などに懐中電灯などのライトを備えている人は多いでしょう。しかし、光の届く範囲が限られているため、そのままでは室内全体を照らすことはできません。
そこで、警視庁警備部災害対策課が紹介して話題になった、ペットボトルに入れた水に油を混ぜた“簡易ランタン”に注目。リサイクルの観点などから否定的な意見があるほか、停電時に断水している可能性もあるため、水だけが入ったペットボトルと、麦茶が入ったペットボトルでも試し、明るさを比べました。
身近なものを使った“簡易ランタン”の作り方
用意したのは、600ミリリットルの水のペットボトル(500ミリリットルでもOK)、中に入れる少量の油、そして麦茶のペットボトルです。水は水道水で構いません。また、明かりはスマートフォンに搭載されたライトを使用しました。
【方法】
1. 水の入ったペットボトルに、キャップ1杯分の油を入れる(※こぼれないように水の量を調整する)
2. ペットボトルをよく振って、水と油を混ぜる
これで準備は完了です。暗い環境で少量の水や油を出し入れするのは、至難の業かもしれません。懐中電灯やライトで手元を照らし、水や油がこぼれないように注意して作業しましょう。あとは、懐中電灯やスマホのライトなど、明かりの上にペットボトルを置くだけです。