Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

漫画

「真似したいと思ったこと」 6つの気づきを描いた「最近いいなと思ったことメモ」に絶賛の声 「全部全部同意です」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

思わず真似したいと思った雨の日のコーディネート(画像はスクリーンショット)
思わず真似したいと思った雨の日のコーディネート(画像はスクリーンショット)

 会社や街中で、誰かが何気なくやっている行動や、自分では思いつかないようなアイデアはつい気になるもの。より充実した生活になるよう、自分の暮らしに取り入れたくなることもあるでしょう。そんな「真似したいと思ったこと」をまとめたイラストが、X(ツイッター)で話題になっています。素敵な情報共有に、称賛の声が続々。投稿者ののり塩(@poyopiyo33)さんに、詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

「最近いいなと思ったこと」の数々に共感の声も

 会社に勤めながら、イラストエッセイを描いてXに投稿しているのり塩さん。今回は、「最近いいなと思ったことメモ」として、1枚のイラストを公開しました。そこには、のり塩さんが日常のなかで「真似したいと思ったこと」が、優しいタッチで丁寧に描かれています。

 ひとつは、雨の日のファッション。雨が降っているだけで気分が萎えてしまったり、濡れることを懸念して服装も適当になってしまったりしがちです。しかし、のり塩さんが真似したいと思った人は、「傘主役」のコーディネートを楽しんでいました。ブラックのワンピースにレインブーツ、バッグや靴下といった小物はグレーで統一。ダークトーンの洋服に、気持ちが晴れやかになりそうなイエローの傘が映えます。

 ほかには、バッグの中に文庫本を入れるときのライフハック。そのままバッグに入れていると、表紙が折れてしまったり、飲み物と一緒に入れていて濡れてしまったりすることがあります。そうならないように、ジッパー付き保存袋を活用。それに本を入れれば「折れずに持ち運べる」とのり塩さんは添えています。

 さらに、のり塩さんが勤める会社の先輩女性の行動についても。優しい笑顔を浮かべる先輩は、仕事の午前と午後とで、見た目の印象に変化をつけていました。その姿に、のり塩さんはすっかり魅了されたようです。

 のり塩さんが思わず「いいな」と思ったアイテムについても紹介され、投稿は10万件を超える“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「いいなと思えるのり塩さんが素敵」「かわいいイラストでこちらも幸せになります」「私もいいこと探しをしたくなりました」「確かに、いいなってことばかり」「よくよく考えたら、自分はこういう周りに興味を持つ余裕がないのかもしれない。なんか見てないのよね。ちょっと意識してみようかな」「あぁ……全部全部同意です」など、素敵なメモの共有を絶賛する人の声が続々と寄せられています。

真似したいと思ったアイテムを実生活に導入

 学生の頃からイラストを描くのが好きだったのり塩さん。社会人になってから忙しく、3年ほどイラストを描かない時期もありました。しかし、タブレットパソコンを購入したのをきっかけに、デジタルでのイラスト投稿を開始。イラストエッセイを描くようになって、約2年だそうです。

 そんなのり塩さんが今回投稿したイラストは、ラッシュ時の通勤電車の中や、病院の待ち時間にふと思いついたことをまとめたものでした。「すぐに忘れてしまうので、感情の備忘録のような感じで投稿してみようと思いました」とのり塩さん。真似したいと思ったことの中から、実際に日々の暮らしに取り入れたものもあるようです。

実際に、ジッパー付き保存袋に文庫本を入れて持ち歩くように【写真提供:のり塩(@poyopiyo33)さん】
実際に、ジッパー付き保存袋に文庫本を入れて持ち歩くように【写真提供:のり塩(@poyopiyo33)さん】

「ブックポーチの代わりに、『IKEA』のジッパー付きのポリ袋に本を入れて使っています。軽いし、防水になるし、袋のサイズもさまざまあるので本の大きさによって変えられるのもとても良かったです」

また、「無印良品」のバッグインバッグもさっそく愛用しているそう。

「リュックサックやトートバック用に縦長タイプのものがあり、そちらを購入して使っています。メッシュなので中身が見えて、リップクリームなど紛失しがちなものが一瞬で取り出せて便利でした」

 反響の大きさに、はじめは「炎上してしまったのか」と驚いたというのり塩さん。しかし、たくさん寄せられたリプライを見て、心がほっこりしたといいます。

「ブックポーチの代わりに使っているほかの商品や、素敵な傘の使い方をしている人など、さらなる発展した情報を教えていただいて、みなさんが優しく、おもしろかったです。また、私の落書きをとても素敵に受け取ってくれる人もいて感動しました。イラストを投稿して本当に良かったです」

 のり塩さんが何気なく気づいた「いいこと」は、多くの人の心を掴みました。これからも、優しい世界が広がるイラストを見せてほしいですね。

(Hint-Pot編集部)