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「ずっと自宅の壁に張っています」 ニュージーランド人がどハマりした日本のアニメ映画とは
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日本のアニメは世界中で大人気。心を打つストーリー展開や独特の世界観、美しいアニメーションに魅了される外国人も少なくありません。日本で英語教師をしているニュージーランド人男性もそのひとり。日本のアニメ映画のなかに、大好きな作品があるといいます。いったい、どんな作品にハマっているのでしょうか。
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東京の体験型施設に感無量
ニュージーランドのオークランドから、2年前に日本へ来たイハカさん。現在、長野県松本市で英語教師として働いています。長野を拠点に、東京や大阪、奈良、京都、広島などに足を運び、日本での生活を満喫しています。
東京を訪れた際は友人と一緒に、としまえん跡地にできた「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」へ。映画『ハリー・ポッター』シリーズの世界を存分に堪能できる、体験型施設です。
そこでは、作品の衣装を再現したレプリカローブを購入。たくさん種類があるなかから、イハカさんはスリザリンのローブを選びました。スリザリンは、シリーズに登場する、ホグワーツ魔法魔術学校の4つの寮のひとつ。入寮者の特徴は野心や狡猾さを持ち合わせた人物といわれ、主人公のハリー・ポッターが入寮を拒否していた姿も印象的です。
「なぜスリザリンのローブを買ったかというと、以前、自分がどの寮が適しているかの性格テストをやったことがあったんです。そのとき、5回受けて毎回スリザリンだったから(笑)」
購入に至った理由はそれだけでなく、「あまりいい印象がないかもしれないですが、私はスリザリンが好きですね」と笑います。
また、イハカさんはローブに名前を入れられるサービスに感激。「僕専用のローブができて感無量でした。完全にホグワーツ生になりきれました」と、素敵な思い出を作ることができたようです。
スタジオジブリ作品もお気に入り
イハカさんは『ハリー・ポッター』シリーズだけでなく、日本のアニメ映画にもお気に入りの作品があるそう。
「スタジオジブリ作品も大好きです。一番好きなのは『ハウルの動く城』ですね。2022年に長野県立美術館で開催された『ジブリパークとジブリ展』にも行きました。そのときにもらった案内を、今も自宅の壁に張っています」
そんなイハカさんには、行ってみたい場所があるといいます。それは、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園内にあるジブリパーク。日本人のみならず、世界中のジブリファンが集まる人気スポットです。
「『ハウルの動く城』が新エリアにできたというニュースを見たので、絶対に行ってみたいです。本当かどうかわからないのですが、その城がたまに動くらしくて! 絶対この目で確かめたいですね」
母国では味わえない楽しさを、日本で存分に堪能しているイハカさん。これからもさまざまな場所へ足を運び、素敵な時間を過ごしてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)